温暖な気候と豊かな潮風が育む
“淡路ビーフ”。

淡路島は古くから食の宝庫といわれ、古代には朝廷に御食料を献上する御食国と呼ばれていた島です。淡路島は豊かな漁場に恵まれているだけでなく、瀬戸内式気候を生かした様々な食材が生産されている関西屈指の農業王国です。その淡路島の温暖な気候と、豊かな潮風が運ぶミネラルをたっぷり含んだ大地で生まれた牛が淡路ビーフです。

「霜降り主義」とは異なる、
赤身の旨味を重視した肉質。

「A5ランクのお肉」など最上級の牛肉の指標としてA5という指標をよく耳にすると思います。この牛肉の格付けは、牛肉を正当価格で流通させるために定められた指標ではありますが、霜降りの度合いやきめの細やかさなどお肉の嗜好は人それぞれだと思います。この数字だけを気にするのではなく実際に味わってお好みを確かめてみてください。淡路ビーフは赤身と霜降りのバランスを重視した指標を採用しています。「霜降り主義」とは異なり赤身の旨味も重要視したお肉です。

血統・自然・飼育環境がつくる、希少価値の高いブランド牛。

但馬牛のうち、約5,500頭が神戸牛に認定されていますが、淡路ビーフは年間わずか150頭から200頭程度しか出荷されておらず、より希少価値の高いブランド牛といわれています。柔らかで甘みたっぷりの赤身とそこに霜のようにきめ細かく入った脂、ほかのブランド牛にはないそのバランスの良さが淡路ビーフのおいしさの決め手です。赤身には噛めば噛むほど味わいが広がる旨味成分のイノシン酸が豊富です。脂には口どけを感じるオレイン酸が含まれます。どちらの成分も他県産の和牛肉よりも兵庫県産但馬牛に多く含まれているといわれています。正当な血統の良さと、淡路島の自然環境、飼育環境と3拍子揃った肉牛が淡路ビーフとなります。

淡路ビーフの部位特徴

【サーロイン】

柔らかく甘みが強い霜降り肉。腰肉(ロイン)をあまりのおいしさにSir(サー)という称号が授けられサーロインと呼ばれるようになったと言われています。おすすめはステーキ、すき焼きがおすすめです。

 

【ヒレ】

一頭からわずか3%ほどの量しか取れない高級部位です。柔らかく脂が少ない上品な味わいです。中心部はシャトーブリアンと呼ばれる超高級部位です。ステーキやローストビーフなどがおすすめです。

【リブロース】

あばら骨につく背肉で、赤身と霜降りのバランスがよく、脂の旨味も肉の風味もしっかした部位です。


【ランプ】

腰からお尻にかけての部位です。サシが入りにくい一方で、肉のキメが細かく柔らかいため、比較的あっさりと肉の旨味を楽しむことができる部位です。

“淡路ビーフ”を堪能する。

淡路島西海岸エリアで、淡路ビーフを堪能することができるレストランをご紹介いたします。

なかなか淡路島に来る時間がないという方にはこちらを。オンラインショップ「淡路島市場」では淡路ビーフを産直でご自宅にお届けします。

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