画像提供　夢舞台

自然と人間が共生する空間をつくる淡路島のランドマーク「淡路夢舞台」

1960年代経済活動を促進した結果、淡路島北部の山が削られてしまいました。
破壊された自然を取り戻すため、建築家・安藤忠雄氏を中心にプロジェクトが始動。その傑作が淡路夢舞台です。

建築家・安藤忠雄氏がデザインした施設群として、同氏の人と自然・建築に対する世界観を覗ける空間です。

淡路夢舞台の見どころ５選

１）安藤忠雄氏設計の複合建築物

安藤忠雄氏ならではのコンクリート建築と自然を取り入れた演出で、建物そのものを探索しながら、自然を楽しむことができます。
曲線と直線の調和、屋内と屋外を巧みに繋げた演出するなど、安藤忠雄氏ならではの世界観や哲学をご堪能下さい。

２）海の教会

コンクリート打ちぱなしの天井。その天井の十字のスリットから太陽の光が降り注ぐ、幻想的な空間です。

３）百段苑

画像提供　夢舞台

百段苑という名前の通り、階段状に100の花壇が並んでいます。晴れた日は、百段苑の向こう側に大阪湾を一望でき、海と建築・緑の絶景をお楽しみ頂けます。

４）貝の浜

空間と空間を繋ぐ約1万㎡にのぼる、広々として水面には約100万枚の帆立貝の貝殻が一面に敷き詰められています。廃棄される予定だった貝殻をリサイクルして活用されています。
1枚1枚を選別して洗浄し、職人さんの手で詰められた、知られざる作品です。

５）あわじグリーン館

「みどりのちょうこく」、「しきさいのにわ」、「くらしのみどり」、「しんかのにわ」、「にぎわいのにわ」の５つの展示室があり、豊かな色彩を放つ展示室から、植物が身近に感じられるガーデンまで、さまざまな角度から植物の魅力を感じることができます。
淡路夢舞台の土地はもともと関西国際空港など建設のための土砂採掘場だった場所です。世界に誇る環境創生の取り組みによって一度失われた緑が再生されました。温室だけではなく、この場所そのものが「人と自然が共生する舞台」として力強く生きています。
淡路夢舞台は人によって２５年前に緑が失われた場所を２５年かけて知恵と努力で森を再生しました。
この森を窓から切り取った絵のようにデザインされた窓など安藤忠雄氏ならではのデザインが印象的な建物です。

【その他施設】

１）グランドニッコー淡路

淡路島国営明石海峡公園と大阪湾の絶景を見渡すことができるホテルです。グランドニッコー淡路の2階に、「海の教会」があります。高速バスの「淡路夢舞台前」で降りるとこのホテルのエントランスに到着します。バスで来られる方にとってもアクセス抜群な上に、隣接する夢舞台の建物や公園など散策しがいのある広大な土地にあり、自然を楽しむホテルとして人気です。

２）淡路夢舞台国際会議場

学会や研修、地域活動の行事などにも対応可能な施設。普段とは違った風景に囲まれながら仕事ができる、一味違った経験ができる会議場です。

【レストラン＆ショップ】

１）海鮮料理きとら

　海の幸を楽しめる海鮮料理店です。

２）TOM‘S　STUDIO

買い物とカレーなど簡単なお食事ができるお店です。

３）淡路島kitchen ハッピーハンバーグ

　ハンバーグやステーキを楽しめるお店です。

名称	淡路夢舞台
住所	〒656-2306　兵庫県淡路市夢舞台2番地
電話番号	TEL：0799-74-1000
アクセス	車　淡路インターから１５分
公式サイト	https://www.yumebutai.co.jp/