淡路島には、地方創生のシンボルとして、6次産業化を通じて、地域の皆さんと深く関わりながら、町おこしをしながら大きな役割を担っている観光施設があります。
2021年8月に廃校となった野島小学校をリノベーションしてオープンした複合施設「のじまスコーラ」です。今回は、のじまスコーラと淡路島とのつながりについてご紹介いたします。
淡路市立野島小学校
淡路島では、2008年に島内に54校あった小学校が、2020年には39校にまで減少しました。淡路市立野島小学校も、少子化の影響を受けて、2010年3月に閉校してしまいました。
当時の全校生徒は26人だったそうです。1クラスの人数よりも少ないと感じる方もいるのではないでしょうか。野島小学校を島内外からたくさんの人が訪れる地域活性化のシンボルとするために、リノベーションをしました。
6次産業化の取り組み
地域活性化のために、のじまスコーラでは6次産業化に取り組んでいます。6次産業化とは、「ひとつの地域の中で、生産から加工・販売までを一貫して行う」ことで、1次産業(生産)×2次産業(加工)×3次産業(流通・販売)=6次産業 といいます。
6次産業化の取り組みを通じて、地域の雇用を創出したり商品に付加価値をもたせることができます。地域が元気であり続けることが出来ます。
施設には、カフェやレストラン、ベーカリーやマルシェなど様々な店舗が併設されています。
マルシェでは地域でとれた野菜が販売されています。レストランなどでの料理でも地元の食材が使われています。6次産業化のひとつです。淡路島を訪れた皆さんに何かを購入していただくことで、淡路島の活性化につながることになります。
地域のみなさんとのつながりと町おこし
施設には、島外の方だけでなく地域の方にもたくさん訪れていただいています。町おこしの一環として、少子化の影響で開催できなくなっていた夏祭りを復活させるなど、地域の方々の交流の場にもなっています。校庭でみんな一緒に盆踊り、とても素敵な夏の思い出になりそうですよね。
地域の方に人気店舗は、1階にある焼きたてのパンが食べられるベーカリーです。目の前でパンを作っているところを見ることができるので、ファミリーにもおすすめです。動物をモチーフにしたパンは子どもたちに大人気。お目当ての動物のパンに出会うことができた方はラッキーです。
他にも、淡路島のグルメを思う存分味えるリストランテ・スコーラがあります。地元の漁師さんや農家さんから仕入れた食材は、食の宝庫と呼ばれる淡路島にあって、海鮮・肉・野菜など、どれをとっても新鮮でぜひ一度味わっていただきたいものばかりです。
「地産地消の匠」である奥田政行シェフが手掛ける、淡路島の最高の食材を活かしたイタリアンを楽しんでいただくことができます。地産地消へのこだわりが詰まった料理で、淡路島の四季を五感で感じていただけます。
まとめ
2021年8月に廃校となった野島小学校をリノベーションしてオープンした複合施設「のじまスコーラ」では、淡路島の地方創生のシンボルとして、6次産業化を通じて、地域の皆さんと深く関わりながら、町おこしをしながら大きな役割を担っています。
観光施設として、いろんなことが楽しめます。運動場では動物とふれあえます。中型、小型犬用のドックランがあります。1階では、ベーカリーやマルシェでお買い物ができます。カフェでは、ランチやスイーツが食べられます。2階では、本格イタリアンを絶景とともに食べられます。
住所 | 兵庫県淡路市野島蟇浦843 無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。 |
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駐車場 | あり(無料) |
定休日 | 水曜日 |
電話番号 | 0799-82-1820 |
公式HP | https://www.nojima-scuola.com/ |
予約ページ「リストランテ・スコーラ」 | https://www.tablecheck.com/shops/nojima-scuola/reserve |
施設 | (1F) のじまマルシェ のじまベーカリー カフェ・スコーラ (2F) リストランテ・スコーラ (屋外) のじま動物園 |
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