淡路のいかなご漁
淡路島はいかなご漁が盛んで名物となっており、その漁獲量は全国で3位の1,025(t)にもなります!(2019年調べ)
さらには産出額は全国1位で30.5億円までになり淡路島ではこの時期になると春の風物詩としても親しまれています!
この豊富な漁獲量が兵庫県の郷土料理「いかなごくぎ煮」の誕生に繋がっているのです。
いかなごくぎ煮
いかなごとはスズキ目いかなご科に属する海水魚で大体はその稚魚が3㎝程になるころにいかなご漁が解禁され、水揚げされます。(今年の淡路島の解禁日は3月1日でした…!)
「くぎ煮」とは生の稚魚をしょうゆ、ザラメ、しょうがなどを加えた煮汁で炊き上げた、甘辛い味わいの佃煮のことです。その名前の由来は、炊きあがったいかなごの見た目がさび付いたくぎに似ていることからくぎ煮と呼ばれるようになったと言われています。
いかなごのくぎ煮は農林水産省選定の郷土料理百選にも選ばれており、多くの人々に愛されています!
ちりめん山椒
ちりめん山椒とは山椒の実とちりめんじゃこを酒・醤油・みりんなどで味付けして炊き上げたものです。
その味は甘辛く味付けされた歯ごたえのあるじゃことピリッとした山椒の実の相性が抜群でごはんが何倍も進みます。また、お酒との相性も良く酒の肴としても知られています。
もともとは京都土産として有名でしたが今では全国で販売されており、淡路島では明石海峡大橋麓のシラスを漁獲して使用しているためほかにはない新鮮なちりめん山椒が出来上がっております!
栄養と効能
いかなごやちりめんじゃこは頭からしっぽまで丸ごと食べることができる魚のため、栄養面では非常に多くの期待ができます。それぞれどんな効能があるのか見ていきましょう。
- カルシウム
人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する。
- ビタミンD
脂に溶ける「脂溶性ビタミン」の一つでカルシウムやリンの吸収を促進する働きがある。
- ビタミンB12
神経および血液細胞を健康に保ち、全細胞の遺伝物質であるDNAの生成を助ける栄養素。
- エラスチン
主にコラーゲン同士を結びつける働きを持つ繊維状のたんぱく質
01骨をつくる
ちりめんに含まれるカルシウムは牛乳の約5倍にもなります。ビタミンDとともに骨を作り、骨粗しょう症の予防や子どもの成長に役立ちます。
02肌を美しく
エラスチンはコラーゲンにくっついて肌の張りを保っています。また、皮脂分泌量をコントロールする「核酸」も多く含まれるためニキビ予防も期待できます。
03神経を修復
ビタミンB12は脳神経や脳細胞の再生を促す効果があるため、自律神経失調症や不眠症などの症状をやわらげます。
また、成人女性のビタミンB12摂取目安量が0.8μgであるのに対し、小皿一皿分で8.34μgも摂取できるため十分な量のビタミンB12が摂取できます。
おすすめの食べ方
いかなごのくぎ煮・ちりめん山椒ともに一番おすすめの食べ方は白いご飯に乗せて食べることです!
どちらも甘辛く濃い目の味付けのためご飯によく合い箸が止まりません!
その他にもお酒のおつまみとしてそのままいただいたり、チャーハンの具材として混ぜて炒めても美味しくいただけます^^
ちりめん山椒・くぎ煮 ¥3,690(税込)ちりめん・くぎ煮 ¥3,480(税込)
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