淡路島と舞子をつなぐ世界最大級のつり橋「明石海峡大橋」略して明石大橋と呼ぶ方も多いです。この橋を渡るとリゾート気分が盛り上がるという方も多い観光スポットです。
両脇には大海原が広がり、行きかう大小の船と橋のふもとに見える観覧車など美しい景色が広がります。夜には趣向を凝らしたライトが点灯しな夜景を見ることができます。
明石海峡大橋は淡路島への交通アクセスを良くしただけでなく、インフラ整備の意味合いももち、島民には欠かせない重要な役割を果たしています。日本が誇る技術が結集した明石海峡大橋についてご紹介します。
世界最大級の吊り橋「明石海峡大橋」
兵庫県神戸市垂水区と淡路市岩屋を繋げる明石海峡大橋は、全長3911メートルの世界最長の吊橋です。明石海峡大橋の建設は四国―淡路―本州を結ぶ交通アクセスを飛躍的に向上させ、美しい風景をも生み出しました。海抜から約300mのところにあり、その高さはスカイツリー、東京タワー、あべのハルカスに次いで国内第4番目と言われています。
別名パールブリッジの愛称の通り、夜の明石海峡大橋も美しく、橋のライトアップは28パターンあり季節ごとに色が変わります。また毎時0分にレインボーカラーに色が変わり、光が海に映り絶景です。
そして淡路島から見る眺めは、神戸の夜景も一緒に見ることができ壮観です。
明石海峡大橋は、6層構造の特殊塗料により一度も塗り替えることなく25年保たれているのだそうです。また台風の風速にも耐えられる風を逃がす構造の工夫など施され、完成直前に阪神・淡路大震災に見舞われながらも完成した全長1991mの世界最大級の吊橋。当初の計画より地震により1m地盤が動いて1991mになりました。建設に関わった技術者の方自ら”奇跡の橋”とお話されていたのが印象的でした。
また、明石海峡大橋には太い水道管が通り、この橋の開通により慢性的な水不足に困っていた淡路島民のライフラインを救いました。そのほか高圧電線や、大容量の通信ケーブルも通され、交通の便利さだけでなく、インフラとしての役割も担っています。
建設費用は約5000億、建設期間10年。延べ210万人の方々が関わりながら、死亡事故はゼロ件という偉業だったそうです。この橋の開通による経済効果は、全国におよび、2018年(単年)の効果額は約2.4兆円、このうち四国地方の効果額は約0.9兆円、四国地方の総生産の約6%に相当します。
また、全国の効果額は瀬⼾中央⾃動⾞道が開通した1988年から2018年までの31年間の累計で、約41兆円となっています。
淡路島発着の⾼速バスは、高速舞子バスストップで鉄道駅に直結しているアクセスの良さや、⼀⽇約300便という便数の多さ、神⼾・三宮⾏が多く運⾏されていることが特徴です。これにより、淡路島から兵庫県への通勤・通学も定着しました。まさに、日本が誇る偉大な吊橋ですね。淡路島の観光客は毎年約1200万人。橋の開通によって観光も盛んになり、関西屈指のリゾート地となっています。
明石海峡大橋を渡って、淡路島へ遊びに行こう!
美しい明石海峡大橋を望む、淡路島のおすすめスポットをご紹介。ぜひ、淡路島への観光旅行のご参考にしてください。
明石海峡大橋の通行料金
- 普通車(現金車)…2,410円
- 普通車(ETC車)…910円
- 軽自動車(現金車)…1,940円
- 軽自動車(ETC車)…760円
ETCを搭載しているかどうかでかなり料金が異なりますのでお気をつけください。
明石海峡大橋を渡る料金というわけではなく、高速料金になります。明石海峡大橋は歩いて渡ることはできません。また高速道路扱いになりますので、バイクは150cc以上でないと渡れません。バイク(二輪車)は晴れて穏やかな日はツーリングも多く見かけますが、橋の高さ海抜300mとかなりあるので、下からの風に煽られます。バイクは風が強い日は通行止めになることもしばしばです。バイクに慣れている方でもかなり怖いいう感想が多くありますので、ツーリングの際は天候含めて下調べをきちんとすることをお勧めします。
観光としての見どころもいっぱい
明石海峡大橋ブリッジワールド
「明石海峡大橋ブリッジワールド」とは橋の建設に携わったツアーリーダーが世界最大級の橋の建設について、隠された橋の技術や歴史などを、分かりやすく楽しく説明しながら、普段立ち入ることが出来ない管理用通路を通り、海面上約300mの主塔にご案内し360°のパノラマを体験・見学していただく観光ツアーです。エレベーターにのって橋の頂上98階(海上約300m)まで約2分で到着です。天気が良い日には、あべのハルカスや、関西空港、小豆島まで見えます。
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【午前】 受付9:30~9:45 ツアー実施9:45~11:45
【午後】 受付13:05~13:20 ツアー実施13:20~15:20
■大 人平日 5,000円/名 土・日・祝 6,000円
■中学生平日 2,500円/名 土・日・祝 3,000円
※必ず生徒手帳をお持ちください
※各種割引はございません。
※参加は中学生以上で、自力で2キロ以上の歩行ができる方に限られます。
持ち物
- 参加費用(クレジットカード等は使えません。現金でお持ち下さい。)
- 身分を証明できるもの(例:運転免許証、社員証、生徒手帳 など)
- 滑りにくい靴
- 予約成立メール控え
- 撮影する場合、ネックストラップが必須となります。
※控えを印刷してお持ちできない方は受付の際に予約成立番号を口頭でお知らせください。
実施日
- 2022年の明石海峡大橋ブリッジワールドは、11月までの月・金・土・日曜日及び祝日のうち、本四高速が指定する日に実施いたします。
- 実施日については、インターネット申込ページにてご確認ください。
- 予約受付は、開催月の2ヶ月前の月の1日10:00から開始します。
詳細はこちら>>
明石海峡大橋ブリッジワールドの体験レポートはこちら>>
舞子プロムナード
「明石海峡大橋」の神戸市側に添加施設として同時施工された「舞子海上プロムナード」、回遊式遊歩道で、海面からの高さ約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317mあります。8階展望ラウンジには明石海峡大橋の主塔の高さ約300mにのぼった気分が味わえる展望カメラシステムがあり明石海峡大橋を眺望しながらゆっくり休憩していただけます。スリルを体感したい人には「海上47mの丸木橋」がおすすめです。
詳細はこちら>>
高速で明石海峡大橋を渡ったら、ハイウェイオアシスへ
観覧車が目印のハイウェイオアシスは明石海峡大橋を見下ろせる絶景スポットの一つです。スタバも入っていて、いつも観光客で賑わっています。淡路SAは上りと下りの行き来が自由にでき、上りと下りの連絡道路よ中間にはレストランや売店、花と緑のアトリウムが入った「淡路ハイウェイオアシス」があります。隣接する公園には広々とした芝生広場や明石海峡の景色を楽しめる展望エリアがあり、お食事ができる場所もありますし、淡路島の特産品やお土産など買い物も楽しめます。
よくある質問
明石海峡大橋 世界で何番目?
明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大級のつり橋です。つり橋としては世界第二位の長さになります。
明石海峡大橋の片道料金はいくらですか?
「明石海峡大橋」(垂水ICから淡路IC間)の片道の通行料金は、ETC搭載の普通車で平日片道910円、ETC搭載軽四自動車で片道760円です。 ただし、現金車の場合は、普通車で片道2,410円、軽四自動車等で片道1,940円なので、ETC搭載車で出かけるのをおすすめします。
明石海峡大橋の現在の状況は?
明石海峡大橋の現在の状況は本四高速の交通情報サイトをご確認ください。
本四高速の交通情報サイトはこちら>>
明石海峡大橋の土日の料金はいくらですか?
- 垂水IC~淡路IC間(片道) ※ETC搭載車料金
- 普通車:910円 (平日・土日祝日を問わず)
- 軽自動車:760円 (平日・土日祝日を問わず)
- 鳴門北IC~淡路島南IC間(片道) ※ETC搭載車料金
- 普通車:690円 (休日割引適用後は580円)
- 軽自動車:580円 (休日割引適用後は470円)
【明石海峡大橋概要】
名称 | 明石海峡大橋 |
所在地 | 淡路市ー神戸市 |
路線名 | 国道28号(神戸淡路鳴門自動車道) |
管理 | 本州四国連絡道路 |
開通 | 1998年4月5日 |
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