阪神・淡路大震災を起点に国内外で災害活動支援にも尽力されている、プリツカー賞受賞の建築家 坂茂氏を1月5日㈰に神戸・淡路島へお招きし、坂茂氏と名建築を巡り、淡路島の海の見える劇場 波乗亭で「阪神・淡路大震災から30年」と言うタイトルで特別講演会を開催。坂茂氏が震災復興に尽力した「カトリックたかとり教会」や自然と調和するリトリート施設「禅坊 靖寧」、サスティナブルな農家レストラン「陽・燦燦」など自身の建築物について解説していただく特別なツアーをお楽しみいただけます。
目次
坂茂氏と行く神戸・淡路島の建築ツアー概要
スケジュール
9:50 JP新神戸駅発
10:00 JR三ノ宮発 専用車にて移動
10:30 カトリックたかとり教会の見学
※坂茂氏ご本人による建築の解説を頂きます。
11:30 陽・燦燦の見学
※坂茂氏ご本人による建築の解説を頂きます。
11:40 陽・燦燦で昼食
13:00 青海波 海の見える劇場 波乗亭到着
13:30 坂茂氏特別公演「阪神・淡路大震災から30年」
15:00 禅坊 靖寧の見学
※坂茂氏ご本人による建築の解説を頂きます。
16:00 専用車にて神戸へ
16:50 JR新神戸にて解散
17:10 JR三ノ宮にて解散
ツアー料金
おひとり様:19,800円(税込)
※農家レストラン 陽・燦燦の昼食付
最少催行人員:20名、添乗員:同行、利用交通機関:貸切バス
旅行企画・実施:株式会社All Japan Tourism Alliance
坂茂氏 紹介
1957年東京生まれの建築家。クーパー・ユニオン建築学部で建築を学び、東京、パリ、ニューヨークに事務所を構える。紙管を使った建築や、木材を使用した革新的な構造で知られている。代表作はポンピドゥーセンター・メス(2010年)、SIMOSE(2023年)など。1995年にNGO「Voluntary Architect’s Network(VAN)」を設立し、世界各地での災害支援に貢献したことから、プリツカー賞「受賞(2014年)、マザー・テレサ社会正義賞(2017年)、高松宮殿下記念世界文化賞建築部門(2024年)などを受賞。現在、芝浦工業大学特別招聘教授。
ツアーで巡る建築一覧
陽・燦燦
環境に配慮した再生可能な素材を使ったデザインの建築物です。柱には紙管を、屋根には自然と温度調節ができ堆肥としても再利用できる茅葺屋根を使用する事で、自然と融和したサスティナブルで地球に優しい建築物です。
禅坊 靖寧
「自然と調和する」をコンセプトに建てられ、85%が木材でできています。特に日本杉を組み合わせて作られた全長100mのウッドデッキでは、裸足で歩くことで、木の温もりと香りが身体に伝わる淡路島の大自然と一体になった施設です。
カトリックたかとり教会
阪神・淡路大震災により焼失した聖堂の仮設、再建ともに坂茂氏が設計。紙の教会から膜の教会へ。祈りの場として静けさと美しいデザインが融合した空間で、震災の記憶と希望を伝え続けている施設です。
建築家 坂茂氏の特別講演のみのご参加可能です
「阪神・淡路大震災から30年」公演
開催日:2025年1月5日㈰
時間:13:30(開演)、13:00(開場)
場所:青海波 海の見える劇場波乗亭
入場料:大人1,000円 高校生以下500円
定員:200名