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【出演者インタビュー】坂元健児さんが語る『舞い踊る郷の響き ―ふるさと Neo Japonism―』への想い

日本各地の民謡を、踊りと歌に太鼓・篠笛・ヴァイオリンの生演奏でドラマティックに再構成。
『舞い踊る郷の響きーふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)ー』は、観るだけでなく“感じる”“心揺さぶられる”ドラマティックショーです。
この夏はメインボーカルを実力派ミュージカル俳優の近藤真行、坂元健児によるWキャストにてお送りします。春公演より、キレキレ秋田音頭や津軽じょんがら節、ソーラン節なども登場!ついに、高田屋嘉兵衛の足跡は北海道へ!音と舞で巡るふるさとの旅、2025年7月26日より上演中です。
今回は8月29日から千穐楽までメインボーカルとして出演する坂元健児さんに作品について独占インタビューしました。
土地の気候や言葉の個性に宿すアプローチ、阿波踊り会館での“ガチ参戦”秘話、そしてショーだからこそ観客に届けるべき目的など。読むほど舞台がもっと見たくなる、坂元健児さんのインタビューをぜひお楽しみください。

坂元健児氏にインタビュー

坂元 健児

1971年生まれ 宮崎県出身
劇団四季では「ライオンキング」初代シンバ役として、人気を博し、退団後はその歌唱力と類いまれな身体能力を活かし、「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「ルドルフ・ザ・ラストキス」を始め数多くのミュージカルに出演

豊かな表現力で多彩なキャラクターを演じ分け、ストレートプレイも好評。定期的にライブも開催しており、2016年には乃木坂46の楽曲『命の真実』で当時のメンバー生田絵梨花とデュエットでLIVEにも参加、話題を集める。
また映像にも積極的に取り組んでおり、最近ではTV TKU「郷土の偉入シリーズ」NHKラジオドラマ「ドライビングレコード」大河ドラマ「麒麟がくる」など。2023年1月には映画「まくをおろすな!」「火面~嘉吉の箭弓一揆」も公開。
近年の舞台では「パレード」「DOG FIGHT」「The Parlorl」「8000mの愛」他2023年2月には「FLAGLIA THE MUSICAL」「She Loves Me」「福来たる」「兵士の物語」に出演。

公演全体について

今回の夏公演『舞い踊る郷の響き』の見どころを教えてください。

謝珠栄先生の演出により春公演から比べて確実にパワーアップしています。
前は淡路島から東京の「さくらさくら」で終わっていましたが、今回は北海道から沖縄まで、日本全国の民謡が集まっています。まさに、「舞い踊る郷の響きーふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)―」の集大成です。本当に幅広い民謡が揃っていて、その土地ごとにどういうふうに生まれたかなどよく考えますね。例えば東北などは寒くて口があんまり開かないから、そういった土地の特徴とかは意識します。

沖縄で意識していることなどはありますか?

色々沖縄の曲を聞いたりしたんだけど、今回のアレンジのキーだと、いわゆる沖縄のフェイクとか、ちょっと裏がえすのは違うかなと思った。一方で上々颱風とかが今回のアレンジとしては近いのかなと思った。
※上々颱風:1980年代に結成された日本のバンド。
三味線バンジョーを基本に、色々な民族楽器や、沖縄・琉球系の節回し(こぶしや裏返し)を取り入れた”無国籍”サウンドが特徴。女性ツインボーカルという独特なスタイルと、三味線・太鼓等(編成は時期で変動)の賑やかなアレンジで人気を博しました。

曲に対しての深掘りなどどのようにアプローチされていますか?

その土地土地の個性は、そこに生きてきた人の生き様などが現れてるのじゃないかな。
こないだ阿波踊り会館に行って大会に出てきたのだけど。

(大会に出てきたんですか?)

ちょうど、阿波踊り期間の少し前くらいかな。一日3回くらい阿波踊りのショーがあるのだけど、きているお客さんが最後レクチャーを受けて、参加するコーナーがあって。その中で優勝を決めるの。本当に腰を低くまで落とす人がいて、自分は優勝できなかった。あれって見てて面白い人が優勝するんだよね。なんたって優勝した人は1分間、その人だけで踊らないといけない。だから見てて面白い人が優勝する。本人はいたって真面目なんだけど。
少し話が逸れてしまったけど、個性というのは色々ある。もちろん自分にも個性がある。自分のものは大切にしつつ、その土地土地の個性を見て取り入れていく。
そうするとやっぱり自分が最初に思っていることはしょうもないなぁ、と思える。そうすると広がっていって、作り物ではなく、どれだけ生きているものに見えるか。それが大事かな。
やっていったら先が見えてきて、するとさらに先が見えてくる。その繰り返しだと思います。

演技・歌・ダンスへのこだわり

舞台上に立っている時、どんな事を意識されていますか?

目的が何か、が大事。お芝居やストーリをやる時は客席を見る必要はない。なぜなら舞台上でシチュエーションがあるから。相手を見て、芝居しないとはいけない。でも、ショーの場合は、相手がお客さん。お客さんにちゃんと伝えなきゃいけない。目的は誰なのかっていうこと。どういう表現をしなきゃいけないかは、目的が何かっていうことを考えれば、おのずと答えは出てくる。どういう表現をしよう、とか格好がどう、とか考えてしまうと作り物になってしまう。ちゃんと見る。ちゃんと読む。落ちたものを拾う。この基本を忘れた時にどうやって舞台にいたらいいかわからなくなってしまう。お客さんがいて、これから説明をする。「ありがとうございます」と思いながら出ていく。それだけのこと。それ以外のことを考えても成果が出てこないかな。

日本の文化を扱う作品と海外版権物とで取り組み方など違いはありますか?

一番間違えてしまうのは、アメリカ人の役だからアメリカ人を研究しようとしてしまうこと。「ミスサイゴン」をやった時に最初のワークショップで演出家が言ったことが、なるほどなと思ったんだけど。「皆さんは日本人ですが、アメリカ人やベトナム人を演じなければいけません。どういう風に演じたらいいと思いますか?」と質問に対して、アメリカ人として演じると答えた人がいた。すると「そうじゃない、自分でいいんだ。君たちは日本人。アメリカ人という設定があるけど、それは設定に任せたらいい。」と言っていた。
そこを作ろうとすると作り物になってしまう。
あくまで自分たちの延長線にキャラクターがいる、ということですか?
そうそう。人の感情とかは色々共通しているから、一番大事なのはそこ。物語の中でどう生きているか。そこで起きたドラマにどれだけ臨場感をもてるか。舞台は日常から発生していて、例えば“あ、こういう人いたな”とか。普段の観察から活きてくることがある。

お客様へのメッセージ

波乗亭の店内から見える瀬戸内海の景色

客席との距離が近い波乗亭ならではの楽しみ方があれば教えてください

ミュージカル、ショーというものは東京、大きな都市に偏りがちだし、外国のものになりがち。けれどやっぱりその土地のものが、こんなに近くでダイナミックに表現できるというのはなかなかない。これは大事にしないといけない、と思います。
すぐすぐにお客さんがたくさん来るというのは難しいかもしれないけど、継続して続ける。一年後には少しずつお客様が増えている。それはとてもやりがいのあること。
お客様に感謝をして、パフォーマンスを磨く。楽しんでもらう。その基本を忘れない。
間違った方向に行かないように、ちゃんと進んでいく。それが大事かなと思います。

最後になりましたが、お客様に一言いただけますか?

9月15日にこの作品は終わってしまいますけど、集大成となる今回、ぜひ見に来て頂きたい。ずっと続けていける作品だと思うし、今は地方創生エンターテイナーの子達はシングルキャストだけど、これがロングになってみんなが乗れたりしていくといいなという勝手な思いはあります。それくらい続いていって欲しい作品。大事に九公演を演じて、次に繋げていければと思います。ぜひお越しください!!

舞い踊る郷の響き -ふるさとNeo Japonism- 概要

オリジナル公演『舞い踊る郷の響き―ふるさとNeo Japonism―』は、今年3月に劇場波乗亭にて上演。宝塚歌劇団出身で同劇団や劇団四季の演出等を手掛ける、日本を代表する演出振付家の謝珠栄氏が作・演出・振付を担当し、淡路島出身で廻船商人として蝦夷地の開発に貢献した海運業者“高田屋嘉兵衛”の物語を、劇団四季「ライオンキング」初代シンバ役を演じた坂元健児氏や淡路島で活動する地方創生エンターテイナーと音楽島メンバーが、日本各地の代表的な民謡と共にお届けいたしました。
今回は、メインボーカルを坂元健児氏と近藤真行氏のWキャストでお届け。民謡は淡路島の「ふるさと淡路島小唄」をはじめ、青森県の「津軽じょんがら節」や、北海道の「ソーラン節」、沖縄県の「安里屋ユンタ」、など、日本各地の21曲の曲目にラテンやジャズ等の様々なアレンジを加え、普段と一味違った民謡をお楽しみいただけます。

出演

近藤真行(7/26~8/24)
坂元健児(8/29~9/15)
石坂光/池野千夏/音月さつき/金森なつみ/山根千緒里/原萌々花
長岡美地留/中川ひかる/吉田梨乃/田野清香/榮なつき
[演奏]
上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓・Wキャスト)
喜連麻衣(ヴァイオリン)/佐藤碧美(フルート)

日程

2025年 7月26日(土)~9月15日(月祝)
14:00 開演(13:30開場) 70~80分

チケットご予約・ご購入

【指定席】 一般 4,000円(税込)
【自由席】 一般 4,000円(税込) / 小中高生 2,000円(税込)
      親子席 5,000円(税込)※(一般1+高校生以下1)

ネットから予約する

住所 兵庫県淡路市野島大川70
無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。
駐車場 あり(無料)
電話番号 0799-70-9020
公式HP https://awaji-seikaiha.com/naminoritei/
予約ページ https://www.tablecheck.com/shops/awaji-seikaiha/reserve
営業時間 11:00~18:00(公演により異なる)
定休日 木曜日

青海波 波乗亭の詳細はこちら

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