ドラゴンクエストアイランドは、人気RPGゲーム「ドラゴンクエスト」の世界をリアルとデジタルを融合させて表現したフィールドRPGアトラクションです。淡路島でアニメや映画など二次元のテーマパークとして人気急上昇中のアニメパーク「二ジゲンノモリ」にあります。
アトラクションでは、リアルとデジタルを融合させて表現した「ドラゴンクエスト」の世界を物語の主人公となり自分自身の足で歩いて、お話をしたり、探索をしたり、バトルをしたり冒険をします。アトラクション以外にもレストランでコラボフードやショップでコラボグッズが販売されます。
今回は「ドラゴンクエストアイランド」の体験をご紹介します。ドラクエのアトラクションの様子や内容、料金や時間をはじめ、ドラクエのフードやドラクエのグッズについてご紹介します。
目次
ドラゴンクエストアイランドの概要

「ドラゴンクエストアイランド」は、2021年5月15日に「ドラゴンクエストアイランド 大魔王ゾーマとはじまりの島」としてオープンしました。2023年3月4日から「ドラゴンクエストアイランド いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」としてリニューアルオープンしました。2024年10月5日から「ドラゴンクエスト アイランド 大魔王ゾーマとはじまりの島」に復刻しています。
ドラゴンクエストアイランドのアトラクションは、全体的に細部にこだわり、ゲーム「ドラクエ」の世界観を再現しています。ドラクエファンの方も満足できるクオリティです。
フィールドRPGアトラクションとして、広いフィールドを探索しながら、ストーリーを進めていきます。程よい運動となります。子供から大人まで家族一緒に楽しめます。
アトラクションのシナリオも王道RPGの構成されています。ドラクエファンの方はもちろん、ドラクエシリーズをプレイしたことのない方、初めての方でも十分に楽しめます。
参加者は、オリジナルストーリーの物語の主人公となります。お城や街や森を歩いたり、村人とお話をしたり、謎を解いたり、宝箱を探したり、モンスターと戦ったり、ドラクエの世界を体験します。
フィールドRPGアトラクション
ドラクエの世界を再現
入口は、オノコガルド城です。淡路島のオノコロ神話とドラクエのアレフガルド城を組み合わせたネーミングです。城前には、巨大スライムのモニュメントが建立されており、フォトスポットとしても大人気です。
チケットの種類と料金
城門をくぐると受付があり、チケットを購入することができます。チケットの種類は、入場券・入場券+サブクエスト・プレミアムチケットの3種類があります。現地購入の他、事前にネット購入が可能です。
- 入場料:大人(12歳以上)3,400~4,000円(税込)、小人(5~11歳以下)1,400~1,600円(税込)
- カンダタのいたずら大作戦に挑戦!券(入場券+サブクエスト):大人(12歳以上)5,400~6,000円(税込)、小人(5~11歳以下)2,900~3,100円(税込)
- プレミアムチケット(入場券+豪華特典)サブクエストも体験可:大人(12歳以上)12,400~13,000円(税込)、小人(5~11歳以下)10,400~10,600円(税込)
なお、黄金の腕輪を探す物語(メインクエスト)に加えて、サブクエスト「カンダタのいたずら大作戦に挑戦!」があります。追加の物語が楽しめます。豪華特典は、オリジナル限定グッズ2点です。
アイテム「冒険の書」と「冒険者のしるし」
購入したチケットを受付に渡すと、アトラクションの情報がまとめられた「冒険の書」とアトラクションで様々な用途に利用する「冒険者のしるし」が渡されます。2つのアイテムを持って冒険します。
「冒険の書」は、アトラクションをガイドするための内容が書かれています。冒険の書を参考にして物語を進めます。リストバンドも渡されます。装着すると冒険者の気分を味わえます。
「冒険者のしるし」は、様々な場所に設置された「スライムの紋章」にタッチして使用します。村人とお話したり、モンスターとバトルしたり、宝箱を開けたり、メダルを発見して、物語を進めきます。
冒険の進め方は、町の中や森などで「スライムの紋章」を見つけて「冒険者のしるし」でタッチすることでストーリーが進みます。町の人の話をよく聞いて、次にやることを考えます。
村人とお話したり、人探しをしたり、謎解きをしたり、宝箱を探したり、メダルを見つけたり、武器や防具を買ったり、ゲームと同様にまち歩きができます。メダルを集めると良いことがあります。
街には、宿屋や武器屋などお馴染みの家屋があります。民家に入ると宝箱や壺が発見できます。メダルのマークや冒険者の紋章に「冒険者のしるし」をかざすとメダルやお宝の有無がわかります。
オノコガルドの町の左隣には「北の森」があり、モンスターとバトルをすることができます。ドラクエではお馴染みのスライム、スライムタワー、バブルスライム、ドラキー、ばくだんいわなどといったモンスターが出現します。
オノコガルドの町の右隣には、「勇者の丘」があります。キラーパンサーやキングスライムなど北の森のモンスターよりも強いモンスターが出現します。
他にも、エシマールの神殿や魔王城などがありプレイヤーをドラクエの世界に引き込みます。敷地面積は、8000平方メートルもあり、広大な敷地を実際に歩きながらの冒険を行います。動きやすい服装と靴を用意して参加するのがおすすめです。

職業を選びパーティを組む
参加者は4人1組のパーティとなり、戦士・武闘家・盗賊・魔法使い・遊び人から職業を選んで、冒険の進め方や地図など情報がまとめられた「冒険の書」と「冒険者のしるし」を使って冒険を進めます。
城内では、まず職業を選択します。4人1組のパーティとなります。前作「大魔王ゾーマとはじまりの島」の「戦士」「武闘家」「盗賊」「魔法使い」の4つの職業に加えて、今作は新たに「遊び人」が加わりました。
4人に満たない場合は、足りない人数分をランダムに選ばれた職業の仲間が加わります。職業を決めてパーティを組むと玉座の間に進みます。テレビゲームさながらのプロローグの始まりとなります。
オリジナルキャラクター&モンスターが登場
冒険の最中には、勇者に憧れるホイミスライムの「ホミロット」をはじめ、たまねぎキング・たまねぎスライムなどのオリジナルキャラクターやお馴染みのモンスターが登場します。
アトラクションでは、オリジナルキャラクター「ホミロット4世」が冒険をエスコートします。様々なアドバイスをしてくれたり、バトルの手助けをしてくれたりします。愛くるしいモンスターです。
ストーリーは天空シリーズがモチーフの物語
今作「いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」のストーリーは、以下のとおりです。ドラクエIV・V・VIの天空シリーズ3部作がベースです。
ニジゲンノモリ公式ホームページ神々に愛された土地オノコガルド。
突如現れた大魔王ゾーマを 勇者の魂を継ぐ者達が
退けてから はや数百年。人々はかつての脅威を忘れ 平和に暮らしていた。
そんな折 王家に伝わる秘宝「黄金の腕輪」が
何者かに盗まれてしまう。
言い伝えによると エスタークなるものは
黄金の腕輪を手にしたことで
凶悪なチカラを得て 世界を恐怖に陥れたという。危機を察した王は 冒険者を募り これを 取り戻そうとする。
「勇敢な 冒険者たちよ!
黄金の腕輪を 見つけ出し
厄災から世界を救うのだ!」と……!
ドラクエの街や森を探索
オノコガルド城の裏には、オノコガルドの町があります。テレビゲームのドラクエに出てきそうな雰囲気そのままにゲームに登場する本物のドラクエの街が再現されています。
お馴染みの壺も再現されていました。ファンが壺を割ってアイテムが入っているかどうか確かめたくなるほどのクオリティでした。テンションが上がること間違いなしです。
お馴染みのモンスター「キラーマシン」の張り紙をはじめ、他のモンスターの張り紙もありました。建物の外壁から内装まで細部にまでこだわって作りこまれています。

音楽も、ドラクエをプレイしたことのある方なら、一度は聴いたことのあるBGMが流れています。モンスターを討伐した際のメロディーや、サブクエストをクリアした時の効果音も使用されています。
また、ドラクエをプレイしたことのない方でも、非日常の雰囲気を味わうことができます。ゲームバランスも難しすぎないレベルに設定されているので、どなたでも楽しむことのできます。
街並みも音楽もクオリティが高く、ドラクエの世界にダイブしたような感覚になりました。オノコガルドという街で、ボスに立ち向かう前にまずは装備を整える必要があります。

モンスターとバトル
モンスターを討伐するエリアでは、BGMが一変し、オノコガルドの街並みとは少し雰囲気が変わります。魔物の森には、お馴染みのモンスター達と遭遇することができます。
スライムやドラキーなどゲーム初期からお馴染みのモンスターが登場します。ご来場の際は、モンスター探しやモンスターと記念撮影するのもおすすめの楽しみ方です。
モンスターを倒すとレベルアップします。ドラクエのゲーム中盤に登場する強力なモンスターとなるキラーパンサーやキングスライムなども登場します。精巧に再現されてカッコイイです。

作中で出会うと嬉しい「はぐれメタル」。珍しいモンスターもエリアのどこかに隠れています。モンスターに見事勝利したら、いよいよ中ボス戦となります。どんなモンスターかはお楽しみです。
ボスキャラとバトル
中ボスが出現するのは神聖な雰囲気が漂う神殿です。中ボスは、なかなか手強い相手です。モンスターに攻撃されると、振動や風で本当にダメージを受けるような感覚で、臨場感を感じられます。
中ボスを倒すと、最終最後のラスボス戦です。ただし、最後のバトルでラスボスを倒すまでレベルアップしなければなりません。いくつかのイベントをクリアする必要があります。

ここでさまざまな村人に出会い、探索を行なってアイテムを入手するなど、世界観の作り込みに感動しました。村人を助け、さらに装備を強化したら、いよいよラスボスのモンスターとの戦いに挑みます。
お城の内部は撮影禁止です。非常に禍々しい雰囲気です。ボスの部屋までの通路も、照明は薄暗く不安を煽るBGMが流れており、クオリティの高さが伺えます。
戦闘シーンの演出も素晴らしいものでした。臨場感を演出するさまざまなギミックが用意されており、ラスボスの迫力がより一層際立っていました。ラスボスを倒すと感動のエンディングとなります。

最後には、ドラクエアトラクションで楽しんだ記念となる写真撮影もあり、思い出の一枚となります。
音楽もお馴染みのドラクエのメロディーです。町に流れるBGMをはじめ、森でモンスターと戦う際、レベルアップした際、クエストをクリアした際などの効果音がドラクエ音楽そのままです。
ショップ&レストラン「ルイーダの酒場」
フードの提供とグッズの販売
アトラクション後は、ドラクエでお馴染みの「ルイーダの酒場」があります。フードを提供するレストランとグッズを販売するショップがあります。自由に入場することができますので、入場券が無い方でも利用することができます。
オリジナルグッズは、テーマパークでお馴染みのクランチにスマホケース、タンブラーをはじめ、オリジナルキャラクター「ホミロット4世」のキーホルダーやキーリング、アクリルスタンドなどがあります。
まとめ
いかがでしたか。フィールドロールプレイングゲームアトラクション「ドラゴンクエストアイランド いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」での体験レポートをお伝えしました。
精巧に再現されたドラクエの町や魔物の森を実際に歩いて、ドラクエの天空シリーズの世界観を存分に堪能できます。ストーリーも程よい難易度になっていて、展開にワクワク感が止まりません。
前作「大魔王ゾーマとはじまりの島」以上の王道RPGの構成に仕上がっています。ドラクエファンも大満足のクオリティです。ドラクエを知らない方でも、初心者の方でも、十分に楽しめます。
淡路島で、家族一緒に冒険の旅はいかがでしょうか。是非、一度遊んでみてください。
パーク名 | ニジゲンノモリ |
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住所 | 〒656-2301 兵庫県淡路市楠本2425番2号 無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。 |
駐車場 | 大型駐車場有 【E駐車場】 アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」最寄り 【F駐車場】 宿泊施設「Grand Chariot 北斗七星135°」、アトラクション「ドラゴンクエスト アイランド」「ゴジラ迎撃作戦」「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」、レストラン「モリノテラス」最寄り |
電話番号 | 0799-64-7061 |
公式HP | https://nijigennomori.com/ |
チケット購入 | https://ticket.nijigennomori.com/ |
営業時間 | 10:00~22:00 受付最終時間はアトラクションごとに異なります。 ※営業時間は季節に応じて変わります。詳細はニジゲンノモリ公式HPをご確認ください。 |
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