日本標準時の由来、なぜ135度なのか?
明治時代に東経135度が日本の標準に設定されたきっかけは、1884(明治17)年10月に米国ワシントンで開かれた国際子午線会議。経度と時刻制度の国際的な統一を目的に、26カ国の代表が参加し、当時海図の基準として使用していた英国・グリニッジ天文台を通る子午線、つまり経度0度線が決定されました。日本の国土を通るのは東経120、135、150度の3本であり、この中で、ほぼ真ん中を通る135度を標準時として設定されました。
淡路島も子午線を通る
子午線のまちでよく知られているのは明石市ですが、淡路島も東経135度が通る場所があります。明石海峡大橋開通と同時に供用された神戸淡路鳴門自動車道沿いに子午線のモニュメントがあります。高速道路の上下線の分離帯上にある為、あっという間に見過ごしてしまいますが、運転しない方は通過時に右側車窓に注目してみてください。
その他にも、淡路サービスエリアには「日本標準時子午線に位置する淡路サービスエリア」として日時計、大磯港高速バスターミナル前には「子午線最南端の町 ひがしうら」モニュメント、AIE国際高等学校東浦校には御影石とレンガを組み合わせた日時計の「子午線通過日本最南端の地」モニュメントがあります。
子午線の通る淡路島の施設
グランピング施設「GRAND CHARIOT 北斗七星135°」

淡路市北部の兵庫県立淡路公園も東経135度線上にあり、園内に広がる、見晴らしの良い丘の上に、グランピング施設「GRAND CHARIOT 北斗七星135°」があります。

ドラクエやクレヨンしんちゃんのコクーンなどもありますので、お子様と一緒に楽しめます。
詳しい情報はコチラ→GRAND CHARIOT 北斗七星135°
また、淡路町北部に2022年春にオープン予定の「望楼 青海波」こちらの建物の西側を東経135度子午線が通過しています。

上記の子午線上を巡るのも、いつもと違った淡路島を感じることができます。ぜひ来訪のご参考にしてくださいね。
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