関西を代表する三大都市のひとつ「神戸」。神戸には、中華街や旧居留地など、異国文化漂う雰囲気があったり、落ち着いたおしゃれな街並みがあったりと、ほかにはない街の雰囲気をお楽しみいただける地域です。神戸から淡路島は最短で約30分ほどで行けるので、関西旅行を満喫したいという方は、おしゃれな街並みを楽しむ神戸と大自然や美味しいグルメを楽しむ淡路島、両方を巡るプランにすることをお勧めいたします。人気スポットや、知る人ぞ知る穴場スポットをご紹介しますので、是非ご旅行のご参考にしてみてください。
2泊3日 淡路島・神戸
関東圏からのご旅行は、飛行機か新幹線で来ることができます。東京から神戸は、飛行機だと、約1時間のフライト、新幹線だと約2時間30分ほどで到着します。神戸観光に車は不要ですので、淡路島に行く際に神戸でレンタカーを借りてから淡路島へ行き、そのままレンタカーで神戸に帰ってきて新幹線か飛行機で関東方面へ帰る。という旅行プランがおすすめです。
1日目：新幹線で神戸へ
8:30頃 東京駅から新神戸へ新幹線で向かう
１日目は新幹線で、新神戸駅へ向かいます。新神戸駅は、観光スポットが多くある駅からも1駅離れているだけなので、新神戸駅についてからすぐに神戸を満喫することができます。お昼前に到着するぐらいの時間に出発し、ランチから神戸で楽しみます。
11:30頃 JR新神戸駅到着
神戸の一番の観光スポットは、三ノ宮駅～神戸駅周辺です。新神戸駅からは、市営地下鉄で1駅で到着します。この辺りに、ショッピングが楽しめる商業施設やおしゃれなカフェが並んでいます。また、中華街がある元町もそのエリアにあります。
12:00頃 神戸で洋食を満喫
神戸のグルメと言えば神戸ビーフや洋食が有名ですよね。神戸には、オムライスやハンバーグ、ヘレカツなどの洋食が美味しいお店がたくさんあります。神戸出身の筆者がおすすめする、洋食が美味しいランチスポットは、以下の3つです。是非、ご参考にしてみてください。
「L’Ami」
「グリル一平」
「洋食の朝日」
14:30頃 レトロな雰囲気と異国情緒あふれる街並みの神戸北野異人館街へ
神戸北野異人館には、見学できる異人館が合計16個あります。中を見学するだけでなく、街並みまで楽しむことができるおすすめスポットです。中でもおすすめなのは、「神戸トリックアート・不思議な領事館」です。錯視の世界、錯覚・脳のトレーニング、名画の世界など計6つのコーナーに分かれており、面白い写真がたくさん撮れます。絵の中に入り込んだり、驚きのシーンを撮影したり、恋人や友人と愉快な思い出作りができますよ。（エリアは無料ですが、それぞれの異人館に入るには別途入館料が必要です。入館料は、建物によって異なります）
18:00頃 神戸の港で夜景を見ながらディナー
神戸のハーバーランドは、美しい夜景が見られるエリアとして有名です。ポートタワーと聞くとご存じの方も多いのではないでしょうか。山からの夜景もきれいですが、海辺で輝く夜景を眺めながらお食事を楽しむのも、神戸らしくロマンティックでおすすめです。
21:00頃 神戸のクラシカルな洋館ホテルに宿泊
神戸のハーバーランドは、美しい夜景が見られるエリアとして有名です。ポートタワーと聞くとご存じの方も多いのではないでしょうか。山からの夜景もきれいですが、海辺で輝く夜景を眺めながらお食事を楽しむのも、神戸らしくロマンティックでおすすめです。
「ホテルモントレ神戸」や「神戸北野ホテル」が有名です。
2日目：明石海峡大橋を渡り淡路島へ
7:00頃 ホテルの朝食を堪能
神戸の洋館ホテルは、朝食が美味しいと人気があります。特に、神戸北野ホテルの朝食は、フランス料理界の重鎮、ベルナール・ロワゾ―氏から受け継いだ「世界一」と称される朝食です。一品一品こだわった絶品の朝食をご堪能ください。
10:00頃 神戸三宮でレンタカーを借りる（高速バスの利用も可能）
三ノ宮駅周辺には、大手のレンタカーが複数ありとても便利です。レンタカーが借りられたら、淡路島へ向かいます！三ノ宮から淡路島までは、車でおよそ30分。関西の方でも、想像してたより神戸と淡路島が近いということに驚かれます。
免許がない方や、淡路島ではお酒も楽しみたいから車は使わない、という方は、高速バスをご利用ください。三ノ宮から高速バスで淡路島に向かうと、およそ40分で到着します。淡路島に到着してからは、無料で走っているシャトルバスがございますので、コスパ良くスムーズに淡路島旅行を楽しんでいただけます。
今回は、車を利用して旅行される方の目線で書いておりますが、車無しでバスを利用してご旅行される方は、こちらの記事をご確認ください。
>>車なしでも楽しめる淡路島
11:00頃 淡路ハイウェイオアシスで記念撮影
淡路島に入ってすぐのパーキングエリアは、淡路ハイウェイオアシスです。観覧車やお土産売り場、飲食店などが中に入っています。明石海峡大橋をバックに写真を撮るならここがおすすめです。まずは、淡路島らしさを感じられるスポットを満喫してください。
12:00頃 淡路島西海岸エリアで海鮮ランチ
淡路島西海岸エリアは、近年メディアでも多く取り上げられており、飲食店や宿泊施設が急増し、観光客で賑わいを見せている注目の観光スポットです。多種多様な飲食店が並んでいるので、その日の気分に合わせてお店を選ぶことができます。淡路島1日目、1回目のお食事に「海鮮」はいかがでしょうか。海鮮を楽しめるお店は複数あるのですが、中でもおすすめの2つをご紹介します。楽しみ方がそれぞれ異なりますので、ご自身にあったスタイルの方をお選びください。
- 青海波 青の舎
全席海の方を向いている、オーシャンビューの和食レストランです。淡路島の新鮮な魚で握った鮨や、サクッと上がった天ぷらを楽しむことができます。落ち着いた雰囲気で、手の込んだ和食を楽しみたい方は、青海波 青の舎を是非ご利用ください。 - クラフトサーカス 海王市場
クラフトサーカスも、目の前に海が広がりリゾート感を感じられるレストランです。クラフトサーカスの中にある海王市場では、手ぶらで海鮮ＢＢＱが楽しめます。みんなでワイワイ浜焼きをしてみたい方は、クラフトサーカスをご利用ください。
15:00頃 海辺のカフェで美味しいスイーツを味わう
ランチを食べたら、西海岸のサンセットラインをドライブして海辺のカフェへ。海辺でゆったりと流れる時間のなかで、甘くておいしいスイーツをどうぞ。旬のフルーツをふんだんに使用した、季節限定のメニューもご用意がございます。陽が短くなってくれば、ちょうど夕方のカフェタイムに、絶景の夕陽が見られます。
ここでご紹介するカフェは、どちらもリノベーション施設。閉校になった小学校をリノベーションした「のじまスコーラ」の１階にあるのが、「カフェ・スコーラ」、海辺にある古民家をリノベーションしたはちみつカフェが「miele」です。
カフェ・スコーラでは、旬の季節を使用した自家製スイーツやオリジナルドリンクが楽しめます。mieleでは、はちみつを使用したフレンチトーストなどのスイーツがたくさんあり、海辺にぴったりな自家製レモネードもございます。
18:00頃 自然を感じられる高級グランピングでディナーと宿泊を満喫
神戸では、レトロな洋館ホテルをご紹介しましたので、淡路島では自然を感じられるグランピング施設をご紹介いたします。グランピングと言っても、設備は完全にそろっているのでグランピング初心者や、自然を楽しみながらいいホテルに泊まりたい。という方におすすめの宿泊施設です。
グランシャリオ北斗七星135°は、一棟貸しのグランピング施設です。木のぬくもりを感じられるお部屋で、ゆっくりとくつろぐことができます。お食事には、こだわり抜いた淡路島の食材を使用しています。淡路ビーフやウニなど、淡路島を代表するブランド食材を思う存分お楽しみいただけます。季節ごとに選べるメニューがございますので、旬のものを是非ご堪能ください。
また、こちらのお宿の醍醐味は、展望台から眺める夜空です。丘の上にあるので、街の灯りが気にならず美しい星空を眺めることができます。是非、淡路島の大自然に癒されてください。
3日目：淡路島を観光して神戸へ
8:00頃 自慢の絶品朝食を堪能
こちらのお宿には、天窓がついており自然と朝日で目覚めることができます。良い目覚めをした後には、グランシャリオ北斗七星135°の自慢の朝食をお召し上がりください。品数が多く、どれも手の込んだ料理で食べ応えがあり、淡路島や明石の厳選食材を満喫することができます。
12:00頃 レストランでご当地グルメを満喫
淡路島1日目のランチでは、海鮮をご紹介しましたので2日目のランチにはお肉が美味しいレストランをご紹介いたします。神戸牛はなじみがある方も多いと思いますが、淡路島にもブランド牛である「淡路牛・淡路ビーフ」があります。特に淡路ビーフは、希少価値が高く一度食べたらとりこになってしまうほど絶品です。
- 海神人の食卓 桟敷（あまんのしょくたく さじき）
- オーシャンテラス
海神人の食卓 桟敷では、淡路ビーフの鉄板焼きを楽しむことができます。目の前で料理人が豪快に焼き上げてくれる臨場感あふれる食事スタイルです。
オーシャンテラスでは、気軽に食べられる御前や、自分好みに焼き上げるセルフローストを選ぶことができます。お手頃価格で淡路牛を楽しむことができるおすすめのグリルレストランです。
14:00頃 淡路島で四季折々の花々を楽しむ
朝食、ランチと、思う存分淡路島グルメを楽しんだ後は、淡路島の絶景を眺めながらゆったりと流れる時間をお過ごしください。淡路島には、四季を感じられるお花畑「あわじ花さじき」があります。淡路島に訪れた際には必ずお立ち寄りいただきたいスポットです。淡路島で楽しめる四季のお花を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
＞＞淡路島 春夏秋冬楽しめる花ガイド
15:00頃 ショップでお土産を満喫
淡路島のショップでお土産を満喫します。地元農家から毎朝仕入れる産地直送の朝採れ野菜、淡路玉ねぎの加工品など地元の特産品や名産品を取り揃えています。日本や世界各国の雑貨や伝統工芸品なども販売しています。西海岸には、２つのマルシェがあります。
- のじまスコーラ「のじまマルシェ」
- クラフトサーカス「クラフトマルシェ」
のじまスコーラ「のじまマルシェ」は、ファーマーズマルシェ・地元特産物・スイーツなど約２５０種類の商品が勢揃いします。クラフトサーカス「クラフトマルシェ」は、朝採れ野菜以外に、瀬戸内の醤油、塩、味噌なども販売します。
16:00頃 神戸へ出発
自動車で神戸まで高速道路を利用します。淡路インターチェンジ（IC）で高速道路「神戸淡路鳴門自動車道」に上ります。明石海峡大橋を渡ります。第二神明道路を経由して高速道路「阪神高速３号神戸線」に上ります。生田川インターチェンジ（IC）で下ります。
レンタカーを新神戸駅周辺で返してください。
17:00頃 新幹線で自宅へ
新幹線で自宅に出発します。出発時間までは、新神戸駅でお土産やカフェやレストランで過ごせます。新幹線でゆっくり休めます。
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