もうすぐ年末年始ですね。帰省する方やそうでない方もそうでない方も2022年お世話になった人への贈り物をどう渡せばいいか。どれくらいの金額が適当か。悩まれている方もいらっしゃると思います。そんなあなたに、最低限知っておきたい新年のご挨拶と贈り物の常識についてご紹介いたします。
いつまでに渡せばいい?
新年のご挨拶に合わせて手土産として渡すお年賀は、元旦を避けて1月2日から松の内の間にお渡しするのが常識です。
「松の内」とは、「正月を祝う期間、松飾を飾っておく間」の事を指します。関東と関西には違いがあり、関東の場合は1月7日まで、関西の場合は1月15日までとなるので地域柄の常識も踏まえてご挨拶ができるよう心がけましょう。
ビジネスシーンでも新年のご挨拶としてお渡しする場合があると思いますが、仕事始めから1月15日ごろまでにお渡しする傾向があるそうです。
誰にお渡しする?
年始の挨拶は、日頃お世話になっている方への贈り物です。あなたにとってお世話になっている人である親戚や、ご近所の方、ビジネスの取引先などお年賀を渡す対象範囲は広く様々です。相手との関係性や距離感によって適切なお年賀をお渡しできるよう選ぶときは、その人に合わせて決めることをおすすめします。
帰省する場合
実家に帰省する場合は、お年賀を用意していくことをおすすめします。お年賀と手土産は、どちらか一つで構いません。お年賀をお渡しする場合は、熨斗に「御年賀」と書き手渡ししましょう。
ちなみに、お正月を過ぎて帰省する場合、手土産として熨斗の準備は必要ありません。
帰省できない場合
今年は帰省を見送るという人は、お歳暮で日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
昔は、お歳暮も手渡しで渡すのがマナーとされていましたが、最近では郵送する人がほとんどです。
お歳暮を郵送するときも、お年賀と同様に熨斗を掛けて贈りましょう。
のしの上部に「御歳暮」と書き、のしの下部には自分の名前を書きます。ただし、お歳暮は一回きりではなく、一度贈ると毎年贈り続けるものです。今年だけ送りたい場合は、熨斗を「感謝」や「御礼」とし、1年の感謝の気持ちを伝えましょう。
また、年が明け、お正月以降に贈りものをする場合は、「寒中見舞い」として贈ると良いでしょう。
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春までに贈ると良いとされているので、一般的な松の内明けの1月16日以降でできるだけ早い時期に贈りましょう。
贈り物をする時の手順
年末年始に贈りものをするにあたって、最低限守っておきたいマナーを紹介します。
知らないと恥ずかしい思いをするだけではなく、相手に失礼な事をしてしまう場合もあります。
基本的なマナーを理解して、新しい1年を気持ちよくスタートできる贈りものをしましょう。
熨斗をかける
帰省時の手土産以外は、熨斗を掛けて贈りましょう。熨斗は、相手に対する礼儀でもあり、贈りものの用途を伝える役目もあります。お歳暮やお年賀、寒中見舞いは「今後もお付き合いよろしくおねがいします」という意味を込めて、何度でも結べる紅白蝶結びを使用します。手渡しで渡す場合は、用途がすぐに分かる「外熨斗」で用意しますが、郵送の場合は破れ汚れ防止のために「内熨斗」で用意し送りましょう。
贈る時期を確認し到着日を決める
お歳暮やお年賀、寒中見舞いは贈る時期がそれぞれ決まっています。
お歳暮は一般的には、12月上旬から12月20日頃に届くと良いとされています。
年の暮れというと年末をイメージしがちですが、遅くてもクリスマスまでには相手の元へ届いているとが好ましいです。
クリスマスが過ぎると、世の中の空気が一気にお正月モードに切り替わるので、お歳暮を贈るのに適切な時期は12月25日頃までがいいでしょう。
お年賀として贈る場合は、1月1日から1月7日頃までに届くように手配しましょう。
お年賀は、新しい年を迎えてのご挨拶なので、年末に届けることや1月7日以降に贈るのは避けましょう。
贈り物の相場
お歳暮やお年賀の相場は、一般的には3000円~5000円程度と言われています。
お歳暮やお年賀は、お世話になっている人への贈りものであるので、あまりに安すぎる(500円~1000円)品物を贈るのはかえって失礼になります。
反対に、あまりに高すぎる品物を贈るのも相手に気を遣わせてしまうのでおすすめではありません。
特にお歳暮は、一度贈って終わりという贈りものではなく毎年贈るギフトですので、今年見栄を張ってあまりに高い品物を選んでしまうと、毎年贈るのが負担になるので無理のない金額の品物を選ぶようにしましょう。
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