日本各地の民謡を、踊りと歌に太鼓・篠笛・ヴァイオリンの生演奏でドラマティックに再構成。
『舞い踊る郷の響きーふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)ー』は、観るだけでなく“感じる”“心揺さぶられる”ドラマティックショーです。
この夏からはメインボーカルを実力派ミュージカル俳優の近藤真行、坂元健児によるWキャストにてお送りします。春公演より、キレキレ秋田音頭や津軽じょんがら節、ソーラン節なども登場!ついに、高田屋嘉兵衛の足跡は北海道へ!音と舞で巡るふるさとの旅、2025年7月26日より上演中です。
今回はメインボーカルとして出演する近藤真行さんに作品について独占インタビューしました。
目次
近藤真行氏にインタビュー

近藤 真行(こんどう まさゆき)
劇団四季出身
「ユタと不思議な仲間たち」「夢から醒めた夢」近年は「えんとつ町のプペル」でも主役を務めた圧倒的な歌唱力と表現力のある、実力派俳優
波乗亭「淡路の月に誓う」「どうにかなるさ〜神戸ジャズ物語〜」「Mr. American Melody」等ミュージカルを中心とした舞台の他、ラジオパーソナリティ等幅広く活動。
長身を生かした存在感と確かな演技力で、実力派の俳優として評価されている
①公演全体について

出演者の熱量が素晴らしいと思います。この猛暑に負けない、いや夏の日差しすらも霞んでしまうみんなの熱気が見どころです。特に今回から追加された部分は人間の限界に挑戦しているんじゃないか?と思うくらいに技術面、体力面でもみなさん頑張っています。
僕は春公演は出演していなかったので、どのような雰囲気の公演になるか不安な中お稽古が進んで行きました。その中で、演出家からいただくお言葉や、みんなの全身全霊のパフォーマンスだったり、何より見てくださった皆さんの楽しそうな笑顔が見れて、いろんなことを感じて、この作品に携われて幸せだなぁと思う33歳、淡路、夏。です。
②演技・歌・ダンスへのこだわり

今回は、高田屋嘉兵衛の廻船商人としての人生と、その航路で訪れた土地の民謡をお届けする作品です。なのできちんと作品の流れをお届けすることを意識しています。高田屋嘉兵衛の旅路とお客さまとを繋ぐ案内人として存在できたらいいなと思います。
そしてその土地の民謡を歌う。民謡の魅力をお届けするにはどうすればよいか、というのは試行錯誤しました。歌詞の意味、作られた背景はもちろんですが、なぜ現在まで謳われているのかというところはよく考えて歌うようにしています。
太鼓に参加したいという夢が佐渡おけさという曲で叶って嬉しいです。なのでもっと磨かねばと思います。
③民謡や地域文化との関わり

今回印象的なのはソーラン節です。僕は熊本出身ですが、聴き馴染みがある民謡ですし、盛り上がりますよね。
あとは方言の魅力も感じました。その土地によって言葉の響きが違う。だからこういう音楽なのかな?と想像していました。その言葉の響きが民謡の魅力につながっているとも思います。熊本民謡の五木の子守唄を聴いた時はやはり故郷を思い出しました。聴いただけで故郷の香りを感じることができるのはすごいなぁと感じました。
④ダブルキャスト・共演者との関係

大先輩と同じ役で同じ時に同じ稽古場でお稽古させていただけることは本当に幸せでした。
春から参加されていらっしゃる坂元健児さんとダブルキャスト。今回、新しく入った僕のためのお稽古を多くしていただいたのですが、演出家からの「けんちゃんでやってみよか?」の言葉に「はい。」の二文字で返事をして、パフォーマンスでカンパニーを盛り上げてあの日は忘れません。最高。刺激的で頑張ろうと思いました。
上田秀一郎さんと今回初めて共演させていただきました。こだわることの大切さを日々勉強させていただいてます。舞台人として憧れの方です。舞台に臨む時勢も人としても、素敵な先輩方に恵まれて・・・
一人一人あげればキリがないんですが、全員がこの作品のために捧げる80分は最高です。
⑤観客へのメッセージ

日本のエンターテイメントといえば、と聞かれると主要都市だ、と思われることが多いと思います。ただ日本全国で素晴らしいエンターテイメントが行われていることにも目を向けていただければ嬉しいです。僕は淡路島が大好きです。この淡路島で感動をお届けできるようにみんなで頑張っていますので、是非劇場に遊びに来てください。
そして、春からもパワーアップしてますが、この作品毎公演パワーアップしていってます。まだまだこれからも進化していく作品なので何度でも遊びに来てください。
うちわは買っておいて損はないですよ。
舞い踊る郷の響き -ふるさとNeo Japonism- 概要

オリジナル公演『舞い踊る郷の響き―ふるさとNeo Japonism―』は、今年3月に劇場波乗亭にて上演。宝塚歌劇団出身で同劇団や劇団四季の演出等を手掛ける、日本を代表する演出振付家の謝珠栄氏が作・演出・振付を担当し、淡路島出身で廻船商人として蝦夷地の開発に貢献した海運業者“高田屋嘉兵衛”の物語を、劇団四季「ライオンキング」初代シンバ役を演じた坂元健児氏や淡路島で活動する地方創生エンターテイナーと音楽島メンバーが、日本各地の代表的な民謡と共にお届けいたしました。
今回は、メインボーカルを坂元健児氏と近藤真行氏のWキャストでお届け。民謡は淡路島の「ふるさと淡路島小唄」をはじめ、青森県の「津軽じょんがら節」や、北海道の「ソーラン節」、沖縄県の「安里屋ユンタ」、など、日本各地の21曲の曲目にラテンやジャズ等の様々なアレンジを加え、普段と一味違った民謡をお楽しみいただけます。
出演
近藤真行(7/26~8/24)
坂元健児(8/29~9/15)
石坂光/池野千夏/音月さつき/金森なつみ/山根千緒里/原萌々花
長岡美地留/中川ひかる/吉田梨乃/田野清香/榮なつき
[演奏]
上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓・Wキャスト)
喜連麻衣(ヴァイオリン)/佐藤碧美(フルート)


日程
2025年 7月26日(土)~9月15日(月祝)
14:00 開演(13:30開場) 70~80分

チケットご予約・ご購入
【指定席】 一般 4,000円(税込)
【自由席】 一般 4,000円(税込) / 小中高生 2,000円(税込)
住所 | 兵庫県淡路市野島大川70 無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。 |
---|---|
駐車場 | あり(無料) |
電話番号 | 0799-70-9020 |
公式HP | https://awaji-seikaiha.com/naminoritei/ |
予約ページ | https://www.tablecheck.com/shops/awaji-seikaiha/reserve |
営業時間 | 11:00~18:00(公演により異なる) |
定休日 | 木曜日 |
You must be logged in to post a comment.