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観光情報

劇場 波乗亭公演『舞い踊る郷の響き』完全ガイド!初めての観劇の楽しみ方②

淡路島西海岸に位置する「青海波 波乗亭」は、播磨灘の絶景を望む優雅な劇場であり、客席は横広く、舞台との距離が近いため、臨場感に満ちています。
3月22日より待望の和物ショー「舞い踊る郷の響き~ふるさと Neo Japonisum(ネオ・ジャポニズム)~」が開幕します。宝塚歌劇団、劇団四季、東宝ミュージカル等で演出・振付家として活躍し、読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、松尾芸能賞優秀賞など、数々の賞を受賞されている謝珠栄氏が手掛ける波乗亭オリジナルショーとなっております。元劇団四季の坂元健児氏をはじめ、実力派のボーカルとダンサーが揃う作品となっております。今回はこの作品について事前に知っておきたいことをまとめました!
第一弾に続いてご紹介いたします。

「舞い踊る郷の響き -ふるさとNeo Japonism-」概要

淡路島出身で廻船商人として蝦夷地の開発に貢献した海運業者“高田屋嘉兵衛”の物語を、劇団四季「ライオンキング」初代シンバ役を演じた坂元健児氏や淡路島で活動する地方創生エンターテイナーと音楽島メンバーが、日本各地の代表的な民謡と共にお届けいたします。民謡は淡路島の「ふるさと淡路島小唄」や大分県の「荒城の月」、熊本県の「田原坂」など、日本各地の12曲の曲目にラテンやジャズ等の様々なアレンジを加え、普段と一味違った民謡をショー形式でお楽しみいただけます。 

知っているともっと楽しめる!ポイント3選

『舞い踊る郷の響き』は、華やかなショー・レビュー形式の舞台ですが、その背景を少し知っておくことで、より深く楽しむことができます。ここでは、観劇前に知っておくとワクワクが増す3つのポイントをご紹介します!

1.今回のショーに使われる民謡を知ろう!

今回のショーには、日本の伝統的な民謡のメロディーやリズムが取り入れられています。民謡とは、庶民の暮らしの中から生まれ、世代を超えて歌い継がれてきた音楽で、それぞれの地域の風土や歴史を映し出すものです。今回取り上げる民謡のうち、特別に一部ご紹介します!!

・よさこい高知
「よさこい高知」は、四国・高知県を代表する民謡です。今回の作品では、「よさこい高知」がどのようにアレンジされて登場するのか、また躍動感あるダンスとどのように絡むのかに注目すると面白いでしょう!

田原坂(たばるざか)
「田原坂」は、熊本県に伝わる民謡で、1877年(明治10年)に起きた西南戦争(西郷隆盛率いる薩摩軍と政府軍の戦い)を題材にした歌です。戦場の悲哀を表現するような、重厚で哀愁のあるメロディーが特徴で「雨は降る降る じんばは濡れる…」といった、戦場の風景が伝わる歌詞を持ちます。戦いの激しさや、失われた命への哀悼といったテーマが、踊りや演出によってどのように表現されるのかに注目してみてください。

金毘羅船船(こんぴらふねふね)
「金毘羅船船」は、香川県・琴平町に伝わる民謡で、讃岐(香川県)の金刀比羅宮を信仰する船乗りたちが、航海の安全を祈願して歌ったものです。こんぴらふねふね 追風(おいて)に帆かけて…」という、明るいメロディーで、シュラシュシュシュ、と船が風を受け進む様子をリズミカルに表します。今回の演出ではどのような躍動感あるシーンになるか楽しみですね!

2.淡路島の偉人・高田屋嘉兵衛を知ろう!

淡路島には、歴史的に重要な人物が多くいますが、その中でも有名なのが高田屋嘉兵衛(たかたや かへえ)です。

高田屋嘉兵衛とは?
江戸時代後期の海商であり、航海技術に優れ、日本とロシアの関係にも影響を与えた人物です。

主な功績
北方貿易の開拓:蝦夷地(北海道)と本州をつなぎ、交易を活発化させた
ロシアとの外交:ゴローニン事件(1811年)でロシア人捕虜と日本人の交換交渉を成功させ、戦争を防いだ
船舶技術の発展:淡路島を拠点にしながら、新しい航路を開拓

今回のショーとの関わり
『舞い踊る郷の響き』では、高田屋嘉兵衛の活躍した時代の空気を感じながら舞台を観ると、より奥深く楽しめるでしょう。

3.ショーならではの楽しみ方を知ろう!

今回の公演は、ミュージカルやストレートプレイとは異なり、ショー形式で展開されます。その特徴を知っておくと、観劇がもっと楽しくなること間違いなしです!

ショーならではの見どころ
① 華やかな衣装とダンス!
 → 目まぐるしく変わる衣装や、キレのあるダンスパフォーマンスに注目!
② 次々と展開する演目!
 → ストーリーに縛られないため、純粋にエンターテインメントとして楽しめる
③ 舞台と観客が一体に!
 → 音楽や手拍子など、お客様も参加できる場面があるかも?

ぜひ3つのポイントを押さえてもっと公演を楽しんでくださいね!

当日の流れをチェック!会場で迷わないために

『舞い踊る郷の響き』を存分に楽しむために、当日の流れや会場へのアクセスを事前に確認しておきましょう。開演前に慌てることなく、スムーズに劇場に到着できるように準備しておくと、観劇がより快適になります!

① 会場はどこ?

今回の公演が行われるのは、兵庫県淡路島「劇場波乗亭(なみのりてい)」です。
美しい海を背景に、エンターテインメントを楽しめる特別な空間で、これまでにも数々の話題作が上演されてきました。劇場のある淡路島・西海岸エリアは、観光地としても人気があり、カフェやレストランも充実しています。観劇前後に食事や散策を楽しむのもおすすめです!

② 劇場までのアクセスをチェック!

淡路島の劇場は、本州や四国からアクセス可能ですが、事前に交通手段を確認しておくことが重要です。

車でお越しの方
・神戸・大阪方面から
 → 神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」を降りて約10分
・四国方面から
 → 神戸淡路鳴門自動車道「北淡IC」を降りて約20分

駐車場完備なので、車での来場も安心です!

高速バスでお越しの方
・神戸・大阪方面からのバス
 → 三宮バスターミナル・大阪梅田などから淡路IC行きの高速バスが運行
・淡路ICからのアクセス
 → 淡路ICからはタクシーまたは無料シャトルバスの運行あり(要確認

『舞い踊る郷の響き』チケットご予約・ご購入

一般    4,000円(税込)
小中高生  2,000円(税込)

会場・アクセス

淡路島 海の見える劇場「波乗亭」 (〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70)

ネットから予約する

住所 兵庫県淡路市野島大川70
無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。
駐車場 あり(無料)
電話番号 0799-70-9020
公式HP https://awaji-seikaiha.com/naminoritei/
予約ページ https://www.tablecheck.com/shops/awaji-seikaiha/reserve
営業時間 11:00~18:00(公演により異なる)
定休日 木曜日

青海波 波乗亭の詳細はこちら

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