「Auberge フレンチの森」は、9月に2周年を迎えました。淡路島の上質な隠れ家ホテル&フレンチレストランとして芦屋マダムにもファンが多い淡路島を満喫できるオーベルジュです。お客様への感謝を込めて特別な周年コースを3棟のレストランが週替わりで提供しています。今回はその中から、「プランス エトワール」の周年コースをご紹介します。

スペインバスク料理とフランス料理を融合させたオリジナルフレンチで、淡路島の豊富な食材の味を活かすシェフ懇親の逸品が並びます。まず驚くのは食材の豪華さ。秋の淡路島の旬の食材がずらっと並びます。
2周年記念 秋の美食special course (10,000円/込)
コース内容
Amuse(ピンチョス5種)
タパス ピンチョスのカルテット
スペインバルでよく提供されるフィンガーフード、ピンチョス。季節ごと提供されるものは変わるとのことですが、今回は赤穂のカキをサフランの香りを移した自家製マヨネーズで。真ん中はオイルサーディーンと珍しいドロップペッパーとよばれる黄色いピーマンが添えられていました。右側は生ハムとスペイン産の黒オリーブ。そして今が旬の丹波の黒豆。前菜としてはボリュームもあり、1品目からワインが進みそうな味わいです。

Soup(スープ)
漁師のコンソメ 淡路名残鱧の炙り
淡路で有名な大きい伝助穴子。これと同じく淡路島名物の鱧で丁寧に出汁をとり自家製のコンソメにしたスープです。淡路島の鱧は雨が降ると海水を飲むため泥臭さが抜けてあっさりと極上の味になります。贅沢な出汁が効いた黄金色に澄んだコンソメスープは一口含むと芳醇な香りが広がり奥深い味わいでした。手がかかるコンソメを丁寧に仕上げてありました。

Premier(前菜)
3年とら河豚のカルパッチョ仕立て
淡路島の冬の名物といえば3年とらふぐです。大きく育てるのが難しいふぐですが、淡路島では高い養殖技術で1.5キロほどの大きさに育てます。ふぐ同士がけんかをして傷つけないように1年育てたのち、一匹ずつ歯を抜いてお互いを傷つけないようにするそうです。手間をかけて丁寧に育てられた旬のフグは、身が引き締まって肉厚でこりこりとした食感でした。カラフルな粒は海の宝石と呼ばれる海藻のキャビア。チョウザメのキャビアも添えられていました。秋ナスとパプリカのソースと共に頂きました。ここでしか食せない新鮮な3年とらふぐが前菜で頂けるとは、2周年コース豪華です。

Deuxieme(温前菜)
田助鴨のパテの炭火焼き レア仕立て
田助鴨は南あわじの田園で自由に育てられたストレスフリーの鴨です。これをパテに。ピメントンと呼ばれる燻製されたパプリカパウダーは香りがよく、キャラメリゼされたゴボウとオクラが添えられていました。また鮮やかな色合いのビーツと生姜のソースが美しい一品です。

Poisson(お魚料理)
沼島の伊勢海老のカルドソ
淡路島産の伊勢海老を贅沢に使った一品です。年々捕れにくくなっていると聞くだけに大きさにびっくりしました。スペインではよく食べられているカルドソとは、リゾットよりやわらかなスペイン版おじやのような優しい味です。海老の出汁とぷりぷりの身、伊勢海老の頭は香ばしく焼き上げてあり、みそまで入って贅沢な味わいでした。

Viande(お肉料理)
淡路ビーフと蝦夷鹿のロースト 豪州産トリュフサーブ
淡路ビーフは淡路島で一級品の和牛です。年間200頭しか認定されない貴重な和牛のフィレ肉を赤ワインソースとトリュフで。削りたてのトリュフと柔らかなフィレ肉は言うまでもなく相性抜群です。また写真右側は、北海道産の蝦夷鹿です。蝦夷鹿も同じお皿で楽しめるとは贅沢なメインでした。フレンチの森のお庭で採れたというローズマリーが香りも良く、蝦夷鹿もまったく臭みなく柔らかな赤身でした。付け合わせは、万願寺・ズッキーニ・安納芋と秋の食材が盛りだくさんです。果実み溢れるソースと、エシャロットの甘味あるソースで頂きました。

Dessert(デザート)
和栗のモンブラン 無花果のフリットを添えて
旬の栗とラム酒が効いたモンブランはその場でサーブしてくれます。女性も大好きな演出ではないでしょうか。淡路島では皮まで食せる採れたていちぢくのカラメリゼも淡路ならではのデザートです。洋ナシとブドウも添えられ秋の味覚を楽しめました。


Mignardises(小菓子)
ナルトオレンジのパウンドケーキと赤ワインを練り込んだクッキーが提供されました。
最後まで秋の淡路島の味覚が満載の周年記念に相応しいコースです。お客様へのおもてなしと感謝があふれた限定コース。ぜひこの機会にご予約ください。
※当日の仕入れ状況により、コース内容は変更となる可能性がございます※
11月6日 ~ 11月12日までご予約が可能な限定コースです。
オーベルジュ フレンチの森は、3棟のレストランが連なる施設ですが、残りの2棟もとっておきの周年コースをご用意しております。各レストラン趣向を凝らした期間限定のフランス料理をぜひお楽しみください。
御食国と言われる淡路島とスペイン・バスク地方は、「美食の街」として非常に類似した地域。そんなバスク料理の素材をシンプルに味わう特徴をフレンチの技法と融合させた新しいフランス料理をお愉しみいただけます。
ネット予約をする
店名 | Auberge フレンチの森『Prince Etoile』ひょうご旅クーポン対象店 |
---|---|
住所 | 兵庫県淡路市楠本字場中 2593 番 8 |
アクセス | 【車でお越しの場合】 神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」を下り、直進約5分 【高速バスでお越しの場合】 1.新神戸・三宮 ~ 淡路IC 2.淡路IC ~ オーベルジュ フレンチの森 (無料シャトルバス) 【船でお越しの場合】 1.JR明石駅 ~ 明石港 (徒歩10分) 2. 明石港 ~ 岩屋港 (高速船ジェノバライン) 3.岩屋港 ~ オーベルジュ フレンチの森 (無料シャトルバス) |
駐車場 | 駐車場をご用意しております。 数に限りがございますので、お車でお越しの方は、予約時に事前にお申し出いただけますと、優先的にご案内させていただきます。 |
電話番号 | 0799-70-9061 |
ウェブサイト | https://frenchnomori.jp/prince_etoile/ |
予約ページ | https://www.tablecheck.com/shops/prince-etoile/reserve |
営業時間 | ランチ:11:30~15:30(最終入店13:00) ディナー:17:30~21:30(最終入店19:00) 定休日 木曜日 |
メニュー | ランチコース 7,000円~ ディナーコース10,000円~ |
コメントを投稿するにはログインしてください。