夏から秋にかけてブドウ狩りのシーズンです。淡路島でも何箇所かブドウ狩りが体験できる施設があります。今回は、淡路島フルーツ農園にお邪魔して、取材をしてきました。お子様も一緒に楽しめる場所で、お友達とでもご家族とでもお楽しみいただける施設でした。秋に淡路島旅行を計画されている方は是非、最後までお読みいただけますと幸いです。
お子様連れにもおすすめ 1年中フルーツ狩りが体験できる施設
淡路島フルーツ農園とは
淡路島フルーツ農園は、淡路市にあるフルーツ狩りの体験ができる施設です。淡路島出身のご主人が、15年間のサラリーマン生活を終え生まれ育った地でフルーツ農園を始めました。「日本の農業の生き残りの一つになれば」という想いで引き継いだ農業。ハウスみかんと巨峰の収穫体験からスタートし、淡路島の魅力をもっと多くの人に発信していくことを目指して一年中体験できるフルーツ農園へと発展していきました。
現在は、ハウスみかん、巨峰に加えていちごやブルーベリー、イチジク、さつまいも掘り体験を実施しています。やはりいちご狩りが一番人気だそうで、多い日では、1日に400~600人のお客様が体験をしに来るそうです。
さらに、六次産業化法の認定を受け、農園カフェ「果の実」も営業しています。その日採れたての新鮮なフルーツを使用したフレッシュジュースやフルーツサンド、農園カレーなど、その場でしか食べられないメニューをお楽しみいただけるカフェです。
農園カフェでは、作りたてのスイーツが大人気です。素材を活かしたシンプルな美味しさの生ケーキやパイ、パウンドケーキなどの焼き菓子を毎日手作りしています。
淡路島フルーツ農園のこだわり
淡路島フルーツ農園では、できるだけ無農薬に近づけられるよう減農薬で栽培をしています。ブドウ狩りで食べられるブドウは基本的にすべて種ありでした。私は、品種によって種無しのブドウが存在するものだと思っていましたが、種無しのブドウを作るには薬を使用して種をなくす処理をしなくてはならないそうです。種がないブドウの方が食べやすくて良いと思っていましたが、自然にできるもの・安全なものは種があるブドウだということを知り、私にとっての新たな発見でした。
ブドウ狩り体験
淡路島フルーツ農園では、7月から10月の末までブドウ狩りが体験できます。レイトリザマート、翠峰(すいほう)、赤嶺(せきれい)、バラディ、ゴルビー、巨峰の全6種類のブドウがあります。中でも巨峰が一番多く実っています。
レイトリザマートや赤嶺は、皮ごと食べられる大粒のブドウです。ゴルビーは、赤くてまんまるな実が特徴です。
翠峰やバラディは黄色が食べごろです。バラディをいただきましたが、巨峰などとは少し違う食感で、梨のような食感がしました。サクッとしていて、甘さもさっぱりとしていて食べやすいブドウです。
水の入ったバケツとはさみを渡され、ハウスにご案内いただきます。ブドウは房から切って食べることができます。30分間食べ放題です。
巨峰をたくさんいただきましたが、本当に甘みが強くてジュースを飲んでいるようなジューシーさでした。濃く色づいているものが食べごろで美味しかったです。
ブドウ狩りの期間と料金は以下の通りです。
6/27~8/31 | 9/1~10/末 | |
大人(小学生以上) | 1,850円 | 1,520円 |
2歳以上・幼児 | 1,160円 | 1,060円 |
お持ち帰り用にお買い求めいただくことも可能ですが、今年は厳しい暑さが原因で不作だったそうで、ブドウ狩り体験のみ営業されているとのことでした。
ショーケースに並ぶ焼き菓子や、フルーツ大福をその場でお召し上がりいただいたり、お土産にお持ち帰りいただくことができます。
淡路島フルーツ農園の概要
- 住所 〒656-1523 兵庫県淡路市上河合173
- TEL 0799-85-2696
- 営業時間
- 収穫体験 9:00~15:00
- カフェ果の実 9:00~17:00
お車でお越しの場合 神戸淡路鳴門道津名一宮ICから県道66号線経由1.5km
電車・バスでお越しの場合 JR舞子駅から高速バスで津名一宮IC下車(約30分)
※平日のみ送迎あり(事前にご確認ください)
おわりに
淡路島フルーツ農園は、すごくアットホームな雰囲気でフルーツ狩りが楽しめる施設です。1年中フルーツ狩りを体験できるので、どの時期の淡路島旅行でも美味しくて新鮮なフルーツを満喫していただけます。旅行の予定を立てる際に、お食事とお食事の間の時間でフルーツ狩りを入れてみてはいかがでしょうか。
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