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観光情報

劇場 波乗亭公演『兵士の物語』出演者インタビュー

淡路島西海岸に位置する「青海波 波乗亭」は、播磨灘の絶景を望む優雅な劇場であり、客席は横広く、舞台との距離が近いため、臨場感に満ちています。
2月1日より劇場波乗亭で「読まれ、演じられ、踊られる物語」という副題を持つ組曲、ストラヴィンスキー作曲の『兵士の物語』を上演いたいます。この作品の魅力を出演者インタビューでご紹介します。

音楽劇「兵士の物語」概要

舞台はロシア、ある兵士が休暇をとり故郷に帰る途中で悪魔に出会うところから辿る運命を描きます。
人間の欲望とその代償、運命の不可逆性、そして、音楽と物語と融合が見どころです。  
「一つの幸せが、幸せのすべて…。」簡潔なストーリーでありながら「幸福」「富」とは何か、大切なメッセージが隠された名作で、幸福の本質について考えさせられます。 
初演された1918年は世界的にスペインかぜが流行していたり、戦争の影響で経済的に困窮していた影響で、小編成で実現できるよう作られています。 

「兵士の物語」出演者インタビュー

語り 坂元 健児 

-ミュージカル俳優の道を進まれたきっかけを教えてください

学生時代、体操をやっていて、その頃から何か体で表現する仕事がやりたいと思っていました。高校生の時に何気に見ていたテレビでミュージカルを知りました。それまで歌もダンスもお芝居もやったことがなかった僕が、なぜかその時これなら出来る!と勘違いして、そのままその世界へ。しっかりゼロから頑張りました。

-舞台に出る時に意識していることや坂元さんが演じる上で大切にしていることについて教えて頂けますか?

台本は稽古の中で身体に染み込ませ、本番は、文字を捨ててその場で生きるよう心掛けています。あと、自分勝手に用意した余計な荷物を背負わないように!
役の人柄を出来るだけ具体的に捉えてリアルに感じること。中身のない表面だけの芝居は絶対にしたくないです。中が空っぽの箱に、ただ綺麗なリボンを結んだりカラフルな花で飾り付ける事ばかり考えて「出来たような気」になることだけは絶対にしたくないですね。
これが非常に大切だと思っています。

-一つ一つのお答えにプロフェッショナルとして向き合う姿勢、そして熱量をひしひしと感じています。そんな坂元さんが影響を受けた作品、そして舞台人としての原動力についてお聞かせ頂けますか?

「ミス・サイゴン」ですね。初めて生で観たミュージカルでオーバーチュアのオーケストラの演奏に圧倒され、パフォーマンスに度肝を抜かれ、終わった時はしばらく席を立つことが出来ませんでした。いつかこの舞台に立てる俳優になりたい!という目標になった作品です。
原動力は演じる事が大好きだという気持ちです。日本人も外国人も動物も昆虫も演らせていただきました。どれも楽しんで演じています。

-最後に、淡路島で活動するにあたって坂元さんが感じる魅力を教えて頂けますか?

昔から海沿いを運転するのが好きで、関東では、よく江の島までドライブして楽しんでいました。淡路島はほとんど、どこに行くにも海沿い。こんな夢のような場所があったのかといつも思っています。海を眺めながらビールを飲んでいる僕は幸せだなぁ~と、ちょくちょく加山雄三になっています。暇さえあれば水平線を眺めているからかわからないが、少し視力が上がった気がします。
僕の第二の故郷となりつつある淡路島。前までは「アワジシマ」とフルネームで呼んでいましたが、最近はすっかり「アワジ」と、身内の呼び方になりました。このアワジで、演劇、音楽、芸術など盛り上げていきながら、思いっきり楽しみたいと思っています。
国生みの島淡路は新しい僕の夢も生んでくれました。淡路に感謝です!!

クラリネット 増田 華

-淡路島での活動を教えてください。

私は淡路島で音楽島としての活動を始めて約2年になります。普段はHELLO KITTY SHOW BOXというショーレストランのショーに出演したり、波乗亭に併設しているクラシック洋食レストラン「海の舎」でのお食事中の演奏や、毎週金曜日と日曜日に開催している「ミュージカル&オペラナイト」に出演しています。

-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな気持ちですか?

学生の頃からずっと好きで挑戦してみたいと思っていた曲なので、「やってみたい」と言った反面、いざ演奏するとなるとやはりこの曲の特徴である畳み掛けるように展開される変拍子や奏者泣かせの音並びに、やはり少し怖気づく気持ちもありました。
ただ、音楽は難しくても素晴らしいストーリーをお客様に存分に楽しんでいただきたいので、演奏の難しさを見せずに物語を表現していきたいです。

-心強いですね!ずばり、この公演のみどころは?

数あるストラヴィンスキーの作品の中でも、本作は第一次世界大戦後の苦しい中でも挑戦的な書き方をされている作品だと思っていて、そんな作曲者の音楽に対する想いや強さを感じていただけると嬉しいです。
クラシック音楽を普段聴くことが少ないお客様も含め、たくさんのお客様とお会いできること、心より楽しみにしております。
 

ヴァイオリン 大澤 珠美

-淡路島での活動を教えてください。

淡路島には6年程住んでいて、2019年からHELLO KITTY SHOW BOXのショーへの出演をはじめ、さまざまな作品に出演させていただきましたが、現在の主なお仕事は音楽家のメンバーのマネジメント、そして今回もメンバーが一緒に出演する「Awaji World Ballet」の事務局としてパフォーマンスの制作や裏方を行っています。

-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな気持ちですか?

実は、私は音楽大学には通っておらず、入社時は音楽や芸術にかかわるお仕事をするとは全く考えていませんでした。様々なご縁があり演奏の機会をいただく一方、自分がすべてを中途半端にこなしているように感じて音楽との向き合い方に悩む日々でした。今回は自分でこの作品に挑戦すると決めて、企画・制作も行ってきました。今後の自分のヴァイオリニストとしての活動への意思表示でもある今回の出演、気合たっぷりで取り組んでおります!

-ずばり、この公演のみどころは?

ヴァイオリンは、「優雅なメロディ」や「美しさ」を表現することが得意とされる楽器ですが、この作品では「邪悪さ」や「頭のおかしさ」をたくさん表現します(笑)
初めて聴く方はびっくりするポイントがたくさんあると思うので、自分自身も毎公演新鮮な気持ちで演奏を楽しみたいと思います。

トロンボーン 相澤 卓人

-淡路島での活動を教えてください。

淡路島での活動を始めて1年ちょっとで、月の半分ほどは関東での活動も続けていて二拠点での生活を送っています。淡路島では普段飲食店舗でのBGM演奏や劇場でのコンサートやライブに出演しています。お客様と時間をかけてやり取りできるところがここで働くうえで一番魅力的に感じている部分です。

-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな気持ちですか?

今まで何度か演奏したことはあった曲なのですが、指揮者なしでの演奏は初めてのため、演奏者同士でたくさん話し合って作り上げたアンサンブルをぜひ注目してご覧いただきたいと思っています。

-この公演のみどころは?

私は音楽家として一番意識していることは、誰かの真似やコピーではなく「自分らしさ」を表現することです。兵士の物語はクラシック音楽かつ、アンサンブルのために調和が必要ですが、トロンボーンがメロディを奏でる部分では自分なりの音色を追及しているのでお客様に伝わるととても嬉しいです!

打楽器 黒田 菜々花

-淡路島での活動を教えてください。

農家レストラン「陽燦燦」でマリンバという楽器をよく演奏しています。
ただ淡路島での活動の楽しさは、場所やイベントごとにたくさんの楽器に挑戦できることです!マリンバと同じく鍵盤楽器のビブラフォンでジャズアレンジの曲をほかの楽器と演奏することもありますし、クラシックのアンサンブルでスネアドラムやシンバルでリズムを支え華を添えたり、今回の兵士の物語のように大きな音の出る太鼓で物語を表現することもあります。

-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな意気込みですか?

今回は指揮者なしでの上演ということで、打楽器はテンポを司る大きな役割を担っていると思います。演奏者のみんなを包み込めるような演奏ができるよう、気合い充分で取り組みます!

-ずばり、この公演のみどころは?

「兵士の物語」の打楽器の楽譜は、他の曲と比べると使うバチの指定が多く、左右で違うバチを使いこなしながら演奏しています。それだけ音色による効果を考えて作られた作品ということなので、ぜひ注意して聴いてみてください。
そして何より、最後の曲のラストにある打楽器のソロが一番の見どころです。渾身の演奏で、観終わった後に感動の余韻が残せるよう頑張ります!

コントラバス ロバート・ウイドロウスキ

淡路島での活動を教えてください。

専門にしているのは、クラシック音楽なのです。しかし淡路島ではウッドベースでジャズを演奏したり、エレキベースでポップスも演奏します。時にはギターを演奏することもあります。
また、演奏する場所もコンサートホールだけではありません。高級な雰囲気のレストラン、若者がたくさんいるカフェ。他にもイベント会場などいろいろな場所で演奏しています。

-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな気持ちですか?

大学生の時に、先生が演奏しているのを聴いてこの曲を知りました。コントラバスが入っている室内楽はあまりメジャーな曲が多くありません。自分の経験上オーケストラではない小編成の室内楽で演奏する機会自体が少なかったです。なので今回参加できることになりとても嬉しいです!

-この公演のみどころは?

コントラバスは基本的にリズムやテンポを支える役割をしています。この作品では何度も拍子が変わるので練習の際には苦労しました。ストラヴィンスキーの作品のコントラバスの特徴は、音を短く切る奏法が多いことです。そういった弾き方によってもこの曲特有の雰囲気が醸し出されています。
次から次へと、ストラヴィンスキー特有の不協和音のようなハーモニーや、遊んでいるようなリズムの流れが移り変わります。飽きることなく楽しんでお聴きいただけると思います。
皆様のご来場心よりお待ちしております!

トランペット 肥後 徹士

-淡路島での活動を教えてください。

専門をクラシック音楽として活動をしています。しかし淡路島では毎週土曜日に開催される「Jazz Night」に出演しています。普段は演奏しないジャンルではあるので、緊張感をもって取り組んでいます!
また、トランペットトリオの演奏会を開いたり、タンゴのコンサートに出演したりと、様々なジャンルで幅広く演奏しております。

-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな意気込みですか?

大学生の時に、先輩が演奏していたのを聴いて初めて知った作品です。その時は語りもなく音楽のみでの上演でした。数年後、語り付きのコンサートも聴き、ストーリーの面白さも知り気になっていました。
今回、音楽島で活動する中で、いろいろな楽器のメンバーが集まってきたので挑戦のチャンスかもと思い提案してみました!
自分がずっとやってみたくて言い出した作品です。ですのでいつも以上に気合いが入っています!
実際に演奏してみると、予想していたよりも難しく、苦戦はしましたが、メンバーで話し合いながらリハーサルを進めてきました。

-ずばり、この公演のみどころは?

初めて聴く方は、「よくわからないなあ」という感想を抱くかもしれないような、不思議な曲ですが、そのよくわからなさをぜひ楽しんで欲しいです(笑)
演奏者は、その中にある繊細さや緻密さにこだわり演奏をするので、曲をよく知っている方にもこだわりが伝わるよう頑張ります!
また、今回は何より語りもダンスも豪華なメンバーに入ってもらうので、良い音楽で支え、すべての面で楽しんでいただければと思います。

ファゴット 高島 翔大

-淡路島には今回はじめていらっしゃいましたか?

親戚の家が四国にあり、関西から四国へ行くときに淡路島を通ります。なので淡路島で食事を楽しんだり、バーベキューをしたりということはありました。とても親しみのある場所です!
今回は、リハーサルのために何度か淡路島へ足を運びました。会場である劇場波乗亭からの眺めや、道中のバスから見える海が本当に綺麗だなと改めて思いました。お客様もこの景色を楽しみながらお越しいただけると素敵だなと思います。

-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな気持ちですか?

僕がこの作品を初めて知ったのは大学1年生の時です。教授の先生方が演奏するコンサートがあり、語りもバリトン歌手の先生が行っていました。その時の演奏に本当に感動して、絶対にいつか演奏してみたいと思っていました。今回声をかけていただきとても嬉しかったです。難しそうな曲だなと思っていましたが、やっぱり難しかったです。
しかし楽譜は緻密に計算されています。演奏者7名が一丸となって一人一人が職人のようにパズルのピースを持ち寄って作り上げたいです。

-この公演「兵士の物語」のみどころは?

小編成ではあるものの、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器とさまざまなキャラクターの違う楽器がそろっています。物語の中ではそんなキャラクターたちが入れ替わり顔をのぞかせるので注目して聴いてみてほしいです。
ストラヴィンスキーがこの曲を作曲した当時は第一次世界大戦末期。兵士の故郷への想いが描かれているのは、彼自身のなかなか家に帰れないさみしい思いや苦しさが表現されているのかなと思っています。
一方で、物語のクライマックス直前に、今までとは打って変わってとても綺麗なハーモニーのコラール(讃美歌)があります。7人で演奏しているとは思えない重厚な響きが印象的です。その中で「本当の幸せとは何なのか」という問いかけがあり、皆さんの心に訴えかけるものがあると思います。

音楽島-Music Island-とは

音楽島

全国から淡路島に集った音楽家の方々が仕事と音楽活動のダブルキャリアを実践します。お互いに協働・協奏することで音楽を通じた地方創生を目指す場所。それが『音楽島 -Music Island-』です。​

​ダブルキャリアで安心して働きながら音楽活動に取り組める環境を提供します。全国各地から夢と志を持つ音楽家の方々が自然溢れる豊かな環境に集いコミュニティでの活動を通じて地域に貢献する新しい生き方・働き方を提案します。

「兵士の物語」チケットご予約・ご購入

一般    4,000円(税込)
中高生   2,000円(税込)
小学生以下 無料
※公演中に一時ご退席をお願いする場合がございます。予めご了承ください。

会場・アクセス

淡路島 海の見える劇場「波乗亭」 (〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70)

ネットから予約する

住所 兵庫県淡路市野島大川70
無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。
駐車場 あり(無料)
電話番号 0799-70-9020
公式HP https://awaji-seikaiha.com/naminoritei/
予約ページ https://www.tablecheck.com/shops/awaji-seikaiha/reserve
営業時間 11:00~18:00(公演により異なる)
定休日 木曜日

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