初夏の淡路島は、色とりどりのあじさいが島の風景を彩る、心ときめく季節を迎えます。青空のもとで鮮やかに咲き誇る姿も、雨に濡れてしっとりと輝く姿も、それぞれに風情があり、天候に左右されず楽しめるのがあじさいの魅力。梅雨の訪れとともに、島内のあちこちで咲き始めるあじさいは、訪れる人の目を楽しませ、心を癒してくれます。今回は、そんな初夏の風物詩・あじさいが美しく咲き誇る淡路島の名所を、厳選して3か所ご紹介します。それぞれの場所で出会える風景とともに、淡路島のあじさいめぐりをぜひお楽しみください。
目次
淡路島の原風景が広がるあじさい園「あわじ 花山水」

70種、4000株のあじさいが咲き誇る「あわじ花山水」は淡路島の中腹、洲本市の山間にあります。大自然の中にある「あわじ花山水」はどこか懐かしさを感じる淡路島の原風景と美しいあじさいが共に楽しめるあじさいの名所。園内には悠久の時を刻む水車や小川があり、まるでタイムスリップしたような雰囲気です。小川にはメダカやアメンボ、イモリなどが生息し、小鳥の声やせせらぎの音を聞きながらゆったりとあじさいを楽しめます。園内はバリアフリーのためベビーカーや車いすの方も安心です。実際にあわじ花山水へ訪れた体験レポートをご用意しています。ぜひ淡路島の紫陽花観光の参考にしてください。
「あわじ 花山水」あじさい園 営業情報
営業時間:9:00~18:00(入園17:00まで)
入園料:中学生以上 800円
駐車場:有
淡路島百景に選ばれたあじさい園「あわじ花の歳時記園」

淡路島を代表する初夏の花の名所「あわじ花の歳時記園」は、淡路島百景にも選ばれた、あじさいの絶景スポットです。あわじ花へんろ第18番札所にも数えられるこの園では、約3,000坪の広大な敷地に、70品種・3,500株ものあじさいが咲き誇り、まるで花の海のような風景が広がります。園内のテラス席からは、播磨灘を一望でき、あじさいの繊細な色合いと、淡路島の青く澄んだ空と海が織りなすコントラストは、思わず息をのむ美しさ。晴れの日はもちろん、雨に濡れたあじさいもまた格別で、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。
さらに、開花の時期に限らず、園内では自然とふれあえる多彩な体験プログラムも充実。オーナー手作りの予約制・露天風呂、淡路島産のビワやモモを使った草木染め体験、ハーブの石けん作りやリース作り、ハーブ料理教室など、一年を通じて自然の恵みを感じながら、五感で楽しむひとときを過ごすことができます。あじさいとともに、淡路島の自然の豊かさを心ゆくまで味わえる、特別な初夏の一日をどうぞお楽しみください。
「あわじ花の歳時記園」営業情報
営業日:月・金・土・日 ※アジサイ開花期(6月・7月)は無休
営業時間:10:00 ~ 17:00
入園料:あじさい開花期 :高校生以上500円/小中生400円
あじさい開花時期以外:無料
駐車場:有
※2025年現在
アクセス抜群 淡路島の最北端にあるあじさい園「兵庫県立 淡路島公園」

淡路島の北の玄関口に位置する「兵庫県立 淡路島公園」は、初夏に訪れたい絶景スポットのひとつ。園内の「花の谷」や「アジサイの谷」、「林間広場」では、約40種・9,000株ものあじさいが彩り豊かに咲き誇り、見る人の心を癒してくれます。公共の公園であるため、営業時間を気にせず、旅のプランに合わせて自由に訪れられるのも大きな魅力。朝露をまとってしっとりと咲くあじさいを眺めながらの早朝散歩や、夕日に照らされオレンジ色に染まる幻想的なあじさいの風景など、時間帯によって表情を変える美しさを存分に楽しめます。アクセスも抜群で、明石海峡大橋を渡ってすぐの「淡路ハイウェイオアシス」から高速道路を下りずにそのまま訪れることが可能。島旅のスタートや締めくくりにもぴったりのスポットです。
まとめ
いかかでしたか。今回は淡路島の初夏を彩る花、あじさいの名所をご紹介しました。どのあじさい園も自然に囲まれ都会の喧騒を忘れさせてくれる美しいあじさいを見ることができます。ぜひ爽やかな初夏の淡路島にあじさいを見に来てくださいね。
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