あわじグリーン館「蘭展」で希少な品種の花々に出会う

2023.2.14

2023年1月21日㈯～3月12日㈰まで、兵庫県淡路市の夢舞台の中に位置する公苑温室「あわじグリーン館」で「特別展蘭展・あわじオーキッドフェスティバル2023」が開かれています。期間限定の特別イベントや世界的にも珍しい青い胡蝶蘭「ブルージーン® Blue Gene」など世界各国のお花が並びます。

西日本最大級の蘭展 ~ORCHID ARIUM~が淡路島で楽しめる
あわじグリーン館の大温室で様々な蘭のお花がずらり
あわじグリーン館　蘭展 ~ORCHID ARIUM~ 概要

西日本最大級の蘭展 ~ORCHID ARIUM~が淡路島で楽しめる

入口に入ると、大きな蘭展の案内があり現在地や蘭展の楽しみ方、見どころについてわかるようになっています。ラン科は最も進化している植物とされ、独特な形態をしているものが多く、花は左右対称で、虫媒花の中では効率の良い花形を発達しています。また種子は粉のように細かく、発芽に必要な養分を蓄えないため、発芽の時には菌類と共生して養分を供給する特徴があるようです。
蘭は、短期間にあらゆる環境に適合してきたため、花の形等に大きな違いがなかったとしても、遺伝子的には近しく、交雑種ができやすく、現在でも進化が著しい花と言われています。
今回は、世界的にも珍しい青い胡蝶蘭「ブルージーン®」目的にあわじグリーン館を巡りたいと思います。

あわじグリーン館の大温室で様々な蘭のお花がずらり

あわじグリーン館「みどりのちょうこく」

みどりのちょうこくでは、「ピンクとホワイトの胡蝶蘭」が並び、きれいなカラーのコントラストと水に反射してゆらゆらと花の色が映し出されるところがとてもきれいです。花びら自体も大きいサイズのもので写真も撮りやすくおすすめのスポットです。

あわじグリーン館「しいさいのにわ」

奥へ進むと「しきさいのにわ」に続いていきます。様々な植物の中に垣間見える胡蝶蘭が至る所で私たちを迎え入れてくれます。淡い色のものもあれば黄色やピンク、赤色といったものもありました。花びらの形もそれぞれ特徴がありとても楽しい空間でした。

お目当ての青い胡蝶蘭「ブルージーン®」

「ブルージーン®」の花言葉は、「奇跡のめぐり逢い」とされています。世の中には、白、黄、ピンクなどの胡蝶蘭はありますが、青色の胡蝶蘭は青色遺伝子を持つ品種がなく自然界には存在しません。
ツユクサと胡蝶蘭を掛け合わせ「ブルージーン®」が生まれました。いつまでもきれいな青色が色褪せない世界初の特別な花として「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2022」など複数の賞を受賞するほどの素晴らしいお花です。実際に見た時も青々としたお花はどこか特別感を感じ写真に残しても美しく、必ず見て頂きたいお花です。

あわじグリーン館「くらしのみどり」

「くらしのみどり」エリアでは、和をテーマに和蘭を中心に扱ったエリアです。特にひな祭りの飾りつけは季節感や風情がありとてもきれいでした。鉢に植えられた胡蝶蘭が整列され落ち着きのある雰囲気が漂いいます。今回ご紹介したエリア以外にもたくさんの胡蝶蘭が展示され、限定イベントなども開催される日もあるので是非そちらもご利用ください。