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観光情報

年末年始におすすめ淡路島建築旅

実は淡路島は世界的に有名な建築家が設計した建物が多くあります。同じく瀬戸内芸術祭で有名な瀬戸内の島にいくつか建築好きにはたまらない建物が建てられています。宿泊可能なら淡路島・瀬戸内をめぐる建築旅をされてみてはいかがでしょうか?

自然と建物の融合 淡路夢舞台

人間が破壊した自然と取り戻すプロジェクトの一環として世界的に有名な建築家である安藤忠雄氏がデザイン設計した複合施設です。国際会議場の他、ホテルや飲食店、オフィス、グリーン館などがあり、併設された国営明石海峡公園も合わせるとかなり見ごたえがある施設です。外国人も含め、安藤忠雄氏ならではのコンクリート打ちっぱなしのモダンデザインと自然との融合を見ようと多くの観光客が訪れます。

安藤忠雄氏にとって、人間の「住まう」という最も根源的な営みを受け止める住宅こそが、建築の原点です。その作品の展開の中で、打ち放しコンクリート、単純な幾何学的造形、自然との共生といったキーワードに象徴される、安藤建築の原型は完成しました。安藤忠雄氏の世界観が満載の淡路夢舞台は建築ファンにとって必見の場所ですが、美術館のような趣で、建築好きでなくても見ごたえ充分の施設です。

30年以上に渡り安藤忠雄氏が取り組む「直島プロジェクト」


安藤忠雄氏の建築家としてのテーマは、周辺環境と一体化して、その場所の個性を際立たせるような建築です。その象徴が30年間余りに及ぶ「直島の一連のプロジェクト」といえるでしょう。小さな瀬戸内の島を舞台に自然風土と対話を重ね、生物が増殖するようにプロジェクトを拡張していった、その稀有の建築のプロセスが、かつての名もなき小島を、世界的なアートの聖地に育て上げる原動力の一つとなりました。

瀬戸内と淡路島はアートでつながりを持っています。淡路島と直島はチャーター便で船の移動もできます。車の場合は淡路島から高松までドライブ。そこからフェリーに乗るのがおすすめです。瀬戸内芸術祭で有名な島ですが期間外でも建築物や屋外に置かれたアートを楽しむことができます。

ベネッセハウス ミュージアム

  • 〒761-3110 香川県香川郡直島町琴弾地
  • 開館時間:8:00〜21:00(最終入館20:00)休館日:年中無休
  • 鑑賞料金:1,300円

平安時代から続く寺と現代建築家のコラボ

「本福寺」(ほんぷくじ)は平安時代に創建したと伝わる古刹で、平成年代の1991年に新たな本堂として建立された「水御堂」は建築家安藤忠雄氏が設計を手掛けています。あわじ花へんろ6番札所として知られています。「水御堂」は安藤建築ならではのコンクリート打ち放しのモダンな作りで、歴史ある寺とのコラボレーションは一見の価値があります。

本福寺

  • 〒656-2305 兵庫県淡路市浦1309-1
  • 営業時間:9:00~17:00 無休
  • 大人400円、 子供200円

日本の伝統技術 茅葺屋根や紙管を駆使した日本古民家風レストラン

伴茂氏による建築物、農家レストラン陽・燦燦(はる さんさん)目の前に畑が広がるのどかなレストランで屋根には茅葺屋根、屋内には紙を筒状にして作られた紙管で作られた柱が使用されています。伴茂氏は住宅やビジターセンター、コンドミニアムやタワーもデザインも手掛けている建築家ですが、緊急時用のシェルターのデザイナーとして、その名が最も知られている建築家です。

シェルターというのは、地震や災害で非難してきた方や虐殺から逃れてきた方のために作られた建物のことで、それらのために採用したのは、坂茂氏のシグネチャーである素材、さまざまな長さや厚さの再生紙の管(紙管)です。1999年にはルワンダの虐殺で難民となった人々のシェルターを建て、1995年には日本で起きた阪神・淡路大震災の被災者のための住宅を建設し、同じ1995年には富士山の麓に自身のための週末用別荘を建てました。

自分の別荘を建てたのは、紙管の耐久テストをし、それを日本で建築資材として使えるよう政府の認可を取るためだったためほとんど時間がない伴茂氏が別荘を使う機会は少ないのだとか。そんな伴茂氏によりシグニチャー資材の紙管をふんだんに使い木のぬくもりあふれる開放的なレストランとして建てられたのが農家レストラン陽・燦燦です。有名建築家のデザインを内観しながら採れたてお野菜を使ったカフェメニューをご堪能ください。

農家レストラン 陽・燦燦

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住所 兵庫県淡路市野島常盤字源八1510-4
無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。
駐車場 あり(無料)
電話番号 0799-70-9082
営業時間 11:00~18:00(L.O.17:00)
定休日 水曜日
公式HP https://www.awaji-nlr.com/harusansan
予約サイト一覧 Table Check / 食べログ / OZmall

陽・燦燦の詳細はこちら

稜線を超えないよう設計された建物と100mの展望デッキ

新しいZEN体験ができるというコンセプトはもちろん、その美しい建築美でも多くのメディアに掲載された禅坊靖寧。これもまた伴茂氏による建築です。心のリフレッシュをされる方が多く訪れる施設ながら無宗教であり、どなたでもご利用いただけます。また建物の趣やコンセプト、東経135度線上という場所もあいまって不思議なパワーを感じる施設です。

伴茂氏のテーマである自然との調和を見事に表現した建物です。施設内のプログラムでは瞑想などマインドフルネスが含まれているため建物の見学だけの入場ができません。ぜひ日帰りプランやアフタヌーンティーなどプログラム参加の上建築をお楽しみください。特に年末年始のこの時期は特別プランが登場しておりおすすめです。

日帰りプランを予約する宿泊プランを予約する

住所 〒656-2301 兵庫県淡路市楠本 場中2594-5
無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。
電話番号 0799-70-9087
公式HP https://www.zenbo-seinei.com/
予約ページ「日帰」 https://zenbo-seinei.com/onedayplan/
予約ページ「宿泊」 https://zenbo-seinei.com/zenstayplan/
駐車場 あり(無料)

禅坊 靖寧の詳細はこちら

年末年始は淡路島西海岸ホリデーシーズン大抽選会に参加しよう

淡路島西海岸では、ホリデーシーズン大抽選会を開催中です。
お食事のお会計3,000円以上で抽選券がもらえ、ハズレなしのくじ引きができます。どなたでも参加できるホリデーシーズンを満喫いただけるイベントとなっています。淡路島西海岸の豪華賞品が当たる機会となっていますので合わせてお楽しみください。

まとめ

最近では文化芸術の島として見どころスポットが多くある淡路島。年末年始のお出かけは人ごみをさけて、建築家の想いにはせる建築旅はいかがでしょうか?淡路島の見ごたえある建築物をお楽しみください。

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