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観光情報

オリジナルショー「舞い踊る郷の響き」お稽古レポート

淡路島西海岸に位置する「青海波 波乗亭」は、播磨灘の絶景を望む優雅な劇場であり、客席は横広く、舞台との距離が近いため、臨場感に満ちています。

3月22日より待望の和物ショー「舞い踊る郷の響き~ふるさと Neo Japonisum(ネオ・ジャポニズム)~」が開幕します。全国の民謡が展覧会のように次々と現れる劇場波乗亭のオリジナルショー。
お稽古の現場からレポートをお送りします。 

劇場波乗亭オリジナルショー「舞い踊る郷の響き ーふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)ー」概要

淡路島出身の廻船商人“高田屋嘉兵衛”の旅路を、音楽と舞で辿ります。熊本県の「おてもやん」、どじょうすくいで有名な島根県の「安来節」など日本各地の民謡を、ラテン、ジャズなど現代風にアレンジ。まるで万博のように、日本の伝統の音楽が一堂に集結!日本の魅力を再発見するレビューショーです。 
元劇団四季俳優・坂元健児の伸びやかな歌声と、きらびやかな日本の魅力が詰まったステージをお楽しみください。  

日程: 3月22日(土)~5月6日(火祝) 
時間: 14:00開演(13:30開場)※約60分予定  
出演: 坂元健児/石坂光/池野千夏/音月さつき/金森なつみ/山根千緒里/原萌々花/長岡美地留/中川ひかる/吉田梨乃/榮なつき 
演奏: 上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓)/喜連麻衣(ヴァイオリン)/佐藤碧美(フルート) 

お稽古レポート① 

帆を上げろ!海を搔き分け前に進む~金毘羅船々~

実質的なオープニングナンバーを担うこの曲は、ダンサーが次々と現れ、華やかな印象を与えます。船を漕ぐ際に使うオールを使った振付は力強くも美しく、見る人をワクワクさせてくれます。
「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」は、香川県・琴平町に伝わる民謡で、金毘羅参りの中で唄われた道中唄とされている。歌詞に出てくる「金毘羅」は、海上安全の守護神として信仰された金刀比羅宮(ことひらぐう)を指し、古くから多くの船乗りや商人が参拝に訪れました。
高田屋嘉兵衛の足跡を辿る本作品ですが、神社への785段の石段を登り、金毘羅参りをする人々の姿、そして海での生活が想像でき、一気に今回の旅路の世界観に引き込まれるナンバーです。 

幕末、悲劇の恋物語~よさこい高知~

高知土産として定番の「かんざし」はご存じでしょうか?マドレーヌ生地をホイルで包んで焼き上げたこのお菓子は「土佐銘菓かんざし」と命名されました。
ではなぜ高知でかんざしなのでしょうか?その理由には幕末にとある僧と若い娘のほろにがい恋物語がありました。
時は安政元年(1854年)ごろ、竹林寺で修行していた慶全という僧は、寺に出入りしていたお馬という娘に恋をしてしまいます。二人は次第に恋仲になりますが、次第にお馬は若い慶全より年上の住職、純真に惹かれていきます。
なんとかしてお馬の気を引きたい慶全ははりま橋の近くでかんざしを買います。しかし、当時、僧侶の妻帯は禁じられています。その僧侶が恋人にかんざしを買うことは考えられないことでした。噂はたちまち広がり、純信の元まで届きます。純信は慶全を追放し、お馬との逢瀬を重ねました。
しかし恨みをもった慶全は「かんざしを買ったのは純信だ」と触れ回ります。このことが土佐藩に知れ、取り調べを受けた末、お馬との関係が知られてしまいます。
逢えない関係となってしまった二人は、意を決して駆け落ちします。しかし関所破りの罪で二人は捉えられ、その後の生涯で逢うことはありませんでした。
この一連の出来事を歌ったのが、よさこい節でも知られている

”土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た よさこい よさこい”

という歌詞の由来となりました。
今回の振り付けでは純信を坂元健児さんが、お馬を山根千緒里さんが表現します。引き裂かれた男女の儚くも美しい演出をお楽しみください。

お稽古レポート②

舞い踊る扇~荒城の月~

教科書にも載っていて、聞きなじみの方も多い滝廉太郎作曲の荒城の月。この歌は、かつて栄華を誇った城が時の流れとともに荒れ果て、かつての繁栄を偲ぶ詩情豊かな作品です。

今回はスペインで誕生した3拍子の舞曲様式を元にしたボレロのリズムとともにアレンジされています。最初から最後まで一定のリズムが続き、壮麗な響きとともに徐々に盛り上がり、最後には華麗な盛り上がりを見せます。

金・銀・赤・緑と次々と色を変える扇とともにステージ上を埋め尽くすダンサーが美しい舞を踊ります。見るものを圧倒する仕上がりとなるでしょう。

命散りゆく少年たちの物語~田原坂~

田原坂(たばるざか)は、1877年(明治10年)の西南戦争における最大の激戦地のひとつです。
西南戦争は、明治政府に対する最後の士族反乱であり、西郷隆盛(さいごう たかもり)率いる薩摩軍と、新政府軍(官軍)の間で戦われました。特に田原坂の戦いは、熊本城をめぐる戦闘の中でも最も熾烈なものでした。
この坂は、熊本城へ向かう重要なルートであり、薩摩軍と政府軍の激しい衝突の場となりました。断続的な豪雨により、戦場は泥まみれの泥沼戦と化した。西郷隆盛が設立した私学校の若い生徒たちも参加したこの戦いは、戦死者は約3000人以上にのぼり、西南戦争全体の中でも特に悲惨な戦いとなった。
歌詞は雨はふるふる じんばは濡れる 越すに越されぬ 田原坂から始まり激しい雨が降り続き、戦場は泥沼となり、兵士たちは苦しみながら戦い続ける様子を歌っています。悲劇の様子を歌いあげるのは坂元健児氏。山根千緒里氏、榮なつき氏、原萌々花氏が扮する少年兵たちが戦場で命を散らしていく様子は心が揺さぶられます。

チケットご予約・ご購入

一般    4,000円(税込)
小中高生  2,000円(税込)

会場・アクセス

淡路島 海の見える劇場「波乗亭」 (〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70)

ネットから予約する

住所 兵庫県淡路市野島大川70
無料周遊シャトルバスをご利用いただけます。
駐車場 あり(無料)
電話番号 0799-70-9020
公式HP https://awaji-seikaiha.com/naminoritei/
予約ページ https://www.tablecheck.com/shops/awaji-seikaiha/reserve
営業時間 11:00~18:00(公演により異なる)
定休日 木曜日

青海波 波乗亭の詳細はこちら

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