淡路島の由良港で採れる黒ウニ(ムラサキウニ)は、圧倒的なブランド力を誇る淡路島の特産品です。大粒で色がそろっており、市場にはめったに出回らない稀少な黒ウニです。
淡路島黒ウニの特徴
分類:棘皮動物(ヒトデやなまこの仲間)
収穫時期:3月~6月
旬の時期:春
由良港で採れる「黒ウニ」は、さわやかな磯の香りと上品で濃厚な甘さが特徴です。
また、未崩れを防ぐための添加物やミョウバンを使用していないため、鮮度の高い状態で市場へ出荷されています。ウニ漁師さん、職人さんが一流の技術を持っているため「逆手ウニ」といわれる盛り方ができ、通常よく見る折ウニとは違って腹を上にして盛り付け、出荷します。
ウニの産地 由良港
素潜り量が兵庫県洲本市にある由良(ゆら)港は、全国的にも有名なウニの産地です。由良の海には、山々がはぐくんだ栄養素が海に流れ出し、黒潮の強い流れが栄養素を海全体に行きわたらせることで、ウニが育ちやすい環境を整えています。
一般的なウニ漁は、船の上から収穫する「いさり漁」が主流ですが、由良では約70年前から素潜り漁が主流だそうです。
日本はウニの消費量No.1
日本は、世界で一番ウニを消費している国です。世界のウニの消費量の約8割が日本だといわれています。日本人が初めてウニを食べたのは西暦713年、「風土記」に記された記録が一番古いとされています。
淡路島黒ウニの栄養・効能
・ビタミンA
目の粘膜や内臓、皮膚などを乾燥から守るために必要な栄養素と言われており、視力の維持や眼精疲労を回復する効果が期待できます。
・ビタミンB群
胎児の神経系を生成するために必須のビタミンで、消化吸収にも役立つことから、妊婦さんや高齢者の方々の栄養補給にも最適だといわれています。
・アミノ酸
心臓の働きを強めたり、血流促進をすることで高血圧や貧血などを予防する効果も期待できます。
・鉄分とカルシウム
貧血を防ぎ、骨や歯、体を作る栄養素として必要不可欠なので妊娠初期の妊婦さんが食べると良いといわれています。
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