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淡路島特産品

淡路島 スイトピー

淡路島がスイートピーの産地であることはあまり知られてないかもしれません。最盛期には100軒ぐらい生産者がいましたが、現在は高齢化もあり5軒ほどに減少、現世代が生産をやめたら途絶えてしまうのが現状です。今回お話を伺った上里花園さんでは摘み取り体験やネット販売など生産地直でお楽しみいただけ、市場よりお安くお花を楽しめるので大人気です。淡路島観光にいらしたら春はお花摘みを楽しんではいかがでしょうか。

スイートピーの特徴

スイートピーはイタリア・シチリア島原産のつる性の一年草または宿根草で、巻きひげで絡みながら伸びていきます。突然変異で生まれた巻きひげのない品種もあります。エンドウ豆のようにどんどん伸びて花を咲かせます。1日4cmのびることもあるそうです。淡路島では1月中旬~3月末までがシーズンです。

赤いスイートピーが一番人気

松田聖子さんの歌のタイトルで「赤いスイートピー」が有名になりましたが、もともと赤いスイートピーは生産されておらず、この曲の人気から問い合わせが多くなり品種改良を重ねて赤いスイトピーの生産に成功したそうです。現在でも上里花園では一番人気が赤いスイートピーとのことです。上里花園では7品種、7色栽培されています。ステラとアーリーラベンダーという2品種は特に香りが強く、お花畑に入ると感動するほど甘い香りに包まれます。

スイートピーの摘み取り体験が人気

1月中旬~3月末までのシーズン中は、スイートピーの摘みとり体験ができます。ハサミをもって温室に入り、好きなだけ摘み取ることができます。1本60円です。お花屋さんでよく見る長さよりも、背丈が高く50cm-60cmの豪華な花束を作ることができるのが産地ならではです。旅先で切り花の購入は気になりますが、実は延命剤をつけるタイミングは切ってすぐより時間をおいた方が効果が高く、淡路島で1日遊んでからご帰宅後の夜に花園で渡された延命剤につけると、丁度良く花が薬を吸い上げ長持ちし、切り花ですが1ヵ月は楽しめるとのことです。お部屋ではエアコンが当たらない場所に置くと長持ちします。甘い香りを楽しむためにベッドルームに飾って、しおれたらまた摘み取りにいらっしゃるファンが非常に多いとのことでした。

淡路島にいらしたら、ぜひ上里花園でスイートピーの摘み取り体験をされてはいかがでしょうか?
シーズン中はネットで購入することもできます。

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