淡路島の特産品おすすめ25選をご紹介します。かつて朝廷に食料を献上して「御食国(みけつくに)」と呼ばれた淡路島は、食料自給率100%を超えて、たくさんの豊富な食材に恵まれています。今回は淡路島の特産品から美味しい食材を厳選25選をご紹介します。
目次
玉ねぎ
玉ねぎは、淡路島の特産品でおすすめです。全国屈指の産地となっています。玉ねぎ栽培は、約130年の歴史があります。日照時間が長くミネラル成分が多く含まれる土壌から栽培に適しています。
淡路島産の玉ねぎは、一般的な玉ねぎと比べて約1.4倍程度甘いとされています。淡路島玉ねぎは、日本全国に名を轟かせるほど有名です。玉ねぎの収穫時期に町中に玉ねぎの香りが広がります。
玉ねぎ料理は、スープ・カレー・味噌汁・サラダなどレパートリーが豊富です。温暖な気候でじっくり生育して栄養分をしっかりため込んだ玉ねぎは、適度な柔らかさと甘さと瑞々しさが特徴です。
淡路島玉ねぎを使用した加工品は、スープやスナック、調味料など種類が豊富です。お土産として人気です。春が旬の新玉ねぎは期間限定の地産地消の食材として人気があります。生食できます。
しらす
しらすは、淡路島の特産品でおすすめです。明石海峡に面した岩屋港で獲れます。シラス漁が盛んです。岩屋港で水揚げされる生しらすは小さくキラリと光ることから瀬戸内海が育んだ「海の宝石」と言われます。
兵庫県は、しらす漁獲量が全国1位で名産地です。中でも淡路島が筆頭です。しらすは、カタクチイワシの稚魚で成長すると「いりこ」の原料です。淡路島のしらす漁は4月から11月まで行われます。
淡路島の生しらすとして、4月から11月まで期間限定で島内で生しらす丼などが提供されます。毎年12月から3月が禁漁期間となります。しらすを獲ることができません。禁漁期間は食べられません。
しらすを加工品は「釡揚げ」や「天日干し」のお土産として人気です。飲食施設で、釜揚げしらす丼のメニューでも人気があります。ふっくらした食感でほのかな塩味があり美味しいです。
鱧
鱧は、淡路島の特産品でおすすめです。鳴門海峡の近くにある沼島沖で獲れます。周辺の漁港で水揚げされる鱧は身が太り脂がのってひときわ美味しさを増します。「梅雨の水を飲んで育つ」と言われます。
夏の鱧は「べっぴん鱧」や「黄金鱧」などと呼ばれています。頭が小さく胴太で姿が良く、皮が薄く程よく脂がのり、肉質が良いとされます。小顔で身が引き締まりスタイルが良くほとんどメスです。
秋の鱧は「鱧の本当の旬は秋」といわれるほど脂がのっています。淡白ながらも初夏と異なる滋味深い味わいがあります。秋の鱧は「名残鱧」と呼ばれています。食通にとても人気があります
鱧料理は、鱧湯引き・鱧天ぷら・鱧刺し身・鱧寿司・鱧の蒲焼き・鱧すき鍋などレパートリーが豊富です。コース料理も人気です。「はもすき」の始まりは沼島の漁師料理といわれています。
3年とらふぐ
3年とらふぐは、淡路島の特産品でおすすめです。鳴門海峡のある福良港で養殖されます。鳴門海峡の激流が生み出すミネラル豊富な天然の漁場で国内産の稚魚のみを三年の歳月をかけて大切に育てられます。
約40年前からトラフグの養殖に取り組んでいます。一般に流通する2年物よりも1年長い期間育てられることで約2倍の大きさに成長します。養殖魚特有の黒いすじも消えます。白子も大きくなります。
引き締まった身をはじめ、肉質・量ともにひと味ちがう濃厚な旨味・歯ごたえ・コクと絶品を極めています。白子は「海の宝石」と言われています。11月から翌年3月まで期間限定の食材となります。
3年とらふぐ料理は、ふぐ握り・ふぐ焼き物・ふぐ唐揚げ・てっさ(ふぐ刺し身)・てっちり鍋(ふぐ鍋)などレパートリーが豊富です。コース料理も人気です。天然物に見劣りしない美味しさです。
鯛
鯛は、淡路島の特産品でおすすめです。明石海峡と鳴門海峡や紀淡海峡など周辺の漁港で水揚げされます。海峡独特のミネラル豊富な急流でもまれながら餌となるカニやエビが多く生息する良質な漁場で育ちます。
淡路島の鯛は、筋肉質で身が締まり身が分厚く脂がのり良質な旨みで上品かつ淡白な味わいで格別に美味しいといわれています。2021年に新ブランド魚として「淡路島えびす鯛」が登場しました。
淡路島の鯛は通年で味わえますが、越冬前の9月から11月は脂がのった一番おいしい季節といわれて「紅葉鯛」と呼ばれています。4月から6月の鯛は淡白な味わいが魅力で「桜鯛」と呼ばれています。
特に丸山漁港の「献上鯛」は淡路島を代表する鯛として有名です。北の岩屋漁港から南の沼島漁港まで島内に17ある全ての漁協で鯛漁が行われています。淡路島全体が天然鯛の好漁場で知られています。
淡路牛(淡路ビーフ)
淡路牛は、淡路島の特産品でおすすめです。日本を代表するブランド牛の松坂牛や神戸牛の素牛として約6割から7割は淡路島生まれのルーツです。優れた母牛による計画的な交配で優秀な資質を保存継承しています。
淡路島で生まれた牛や淡路島の飼育期間が長い牛の全般が「淡路牛」といいます。約1万5千頭の牛が飼育されています。その中から厳しい認定基準を超えた牛だけに「淡路ビーフ」の称号が与えられます。
筋繊維に霜が降ったように入り込んだ融点の低い上質な脂肪が特徴です。筋肉の鮮紅色と脂肪の白色が細かく交雑する「サシ」が入っています。赤身肉の旨みと脂肪の香りが微妙に溶け合います。
全国規模の品評会では「脂肪の質賞」を獲得しています。安全面においては兵庫県から「ひょうご推奨ブランド」の認定を受けています。他地域の牛肉との違いを実感できる程の高い品質を誇ります。
淡路ダコ
淡路ダコは、淡路島の特産品でおすすめです。近海で獲れるマダコの量は日本一で、毎年約1000トンが水揚げされています。明石海峡周辺の砂地で、カニやエビや貝など豊富に生息して美味しい餌を食べて育ちます。
潮流が速さに負けないよう太くて短い足に成長します。ぷりぷり歯ごたえで噛めば噛むほど旨味が出ます。身そのものが甘味を持ちます。旬の美味しい季節は、5月から8月と11月から2月となります。
夏のタコは麦わら蛸、冬のタコは寒蛸と呼ばれます。どの食材にも合わせられる万能食材です。タコ料理は、タコの刺身・たこ天・タコのやわらか煮・タコの酢の物・タコのぶつ切りなどが人気です。
わかめ
わかめは、淡路島の特産品でおすすめです。全国でも有数の産地です。南浦を中心に養殖が盛んで約1万トンの生産を誇ります。鳴門海峡付近の豊富な栄養分と日本一流れの速い環境で育ちます。
自然の栄養を受けたワカメは、風味豊かです。栄養成分も豊富です。旬の時期は、2月中旬から4月上旬です。早生わかめは柔らかく、晩生わかめは歯ごたえがあります。収穫時期で違った食感です。
養殖のわかめは、海面近くにはったロープに付着させ育てます。淡路島近海は水温が高く太陽の光をたくさん浴びることができるために早く成長します。生産量が豊富な理由の一つとなります。
ワカメをそのまま干す「素干しわかめ」、灰をまぶした阿那賀特産の「灰干しわかめ」、茹でて塩をまぶして長期保存できる「湯通し塩蔵わかめ」など季節により異なる様々な加工方法があります。
レタス
レタスは、淡路島の特産品でおすすめです。兵庫県はレタス生産量全国4番目で約90%が淡路島で生産されます。温暖な気候で冬も生産できることが島の強みです。南あわじ市を中心に露地栽培されます。
日照時間が長くて温暖な気候や肥沃な土壌が育てる新鮮な淡路島レタスは、シャキシャキ食感と強い甘みが感じられます。畜産が盛んな島ならではの牛糞を使った土作りで甘みが強くフワフワしています。
現在では、タマネギ・ハクサイ・キャベツ・レタスが農家の水田三毛作に組み込まれています。
旬の季節は4月から6月、11月から3月です。冬のレタス生産量は西日本1位です。水分量が難しい塩梅のレタス栽培ですが、絶妙なタイミングで早採りすることでレタス特有の甘みが生まれます。
海苔
海苔は、淡路島の特産品でおすすめです。海苔の養殖が盛んで全国2位の生産高です。全国有数の産地です。海に囲まれた淡路島は海苔の養殖に適して淡路島産海苔は島の代表的な海の幸として人気です。
淡路島産海苔の味は、色が濃く艶があり旨みと香りが良くパリッとして破れにくいことが特徴です。栄養豊かで芳醇な海水で育ち「アミノ酸」を多く含んでいます。おにぎり用のノリで人気があります。
養殖期間は、毎年9月中旬から翌年5月中旬までとなります。12月に一年で最初に網から収穫される一番海苔は、柔らかく味も香りも格別とされます。一番摘みと呼ばれています。柔らかく味が良いです。
生産地ならではの食べ方として、劣化が早く流通できない生海苔の佃煮が薫りが高くて美味しいです。海苔の加工品では、味付け海苔がご当地のお土産で人気です。特に「大江のり」はベストセラーです。
淡路島牛乳
淡路島牛乳は、淡路島の特産品でおすすめです。淡路島は西日本有数の酪農産地です。乳牛は、澄んだ空気と緑に囲まれて最適な環境と乾燥牧草・トウモロコシ・穀類などの配合飼料を食べて育ちます。
1900年に全国で4番目、西日本で初のホルスタイン導入が歴史の始まりです。世界的名牛の導入など乳質改良を重ねてきました。現在、95戸の酪農家が生産した生乳を加工して牛乳や乳製品を製造します。
生乳本来のコクと旨みを楽しんでいただくために、で育った乳牛から生まれる良質な生乳を最短で殺菌、運搬、搾乳した産地でそのままパックします。工場と酪農家は距離が近く最高鮮度で提供します。
品質は、平均乳脂肪分3.8%、無脂乳固形分8.6%と高い数字を保持します。タンパク質・糖質・カルシウム・ビタミン・ミネラルの栄養成分の数値が高いです。冬場はさらに高く濃厚な味わいになります。
ウニ
ウニは、淡路島の特産品でおすすめです。海藻類が豊富な紀淡海峡が漁場で由良港で水揚げされます。黒潮の強い流れが環境を整えています。約70年の歴史を誇る素潜り漁が大変希少で市場になかなか出回りません。
赤ウニ(ヒラタウニ)と黒ウニ(ムラサキウニ)があります。赤ウニは食通に「幻のウニ」と言われます。漁獲時期は、赤ウニが6月から10月、は赤ウニ(ヒラタウニ)、黒ウニが3月から6月となります。
大粒で色がそろっており、口に入れた瞬間に広がる爽やかな磯の香りと上品で濃厚な甘さがあります。未崩れを防ぐための添加物やミョウバンを使用せず、鮮度の高い状態で市場へ出荷されています。
鮮度の証として、由良の赤雲丹は腹側を見せる「逆手ウニ」と呼ばれる盛り付けが特徴となります。ウニ類の中でも最高級品種といわれるほど希少で高価であることから圧倒的なブランド力を誇ります。
サワラ
サワラは、淡路島の特産品でおすすめです。播磨灘に面した鳥飼漁港・都志港で盛んに水揚げされます。流し網漁と一本釣り漁が行われるサワラ漁は明治時代以前から始まりました。春を告げる魚といわれています。
鮮度が落ちやすく日持ちしない魚とされます。神戸や大阪、東日本などでは、照り焼き・塩焼き・西京漬けなどが一般的でしたが、淡路島では昔から漁師町ならではの生で食べる文化が根付いていました。
生サワラは、さっぱりとした中にも甘さがあり、身が柔らかくとろけて美味しいです。サワラ料理として、生サワラ丼、刺身、炙りなどがあります。出世魚で約70センチ以上のサイズになります。
サワラの旬は、春から秋です。春のサワラは、真子や白子と一緒に食べられます。秋のサワラは冬に向けて脂を蓄えたトロ顔負けの身が美食家も唸らせるほど美味しいです。「寒鰆」と呼ばれています。
サクラマス
サクラマスは、淡路島の特産品でおすすめです。淡路島の新ブランド食材「淡路島サクラマス」として2017年にデビューしました。鳴門海峡近くの速い潮流と低い水温の福良港でサクラマスの養殖に成功しました。
3月から5月まで春の期間限定で味わえます。桜の開花時期と重なり、美しいピンク色の身をしていることから命名されました。自然に近い養殖環境を実現したことで上質なサクラマスが育っています。
天然のサクラマスは幻と呼ばれるほど希少です。料亭などで珍重されています。
桜色の身がとても美しく脂がのった高級魚です。サクラマスの味は、しっとりとして肉厚でねっとりとした上品な甘みがあり口の中で溶けて旨味が出てきます。料理は、海鮮丼や鍋料理などがあります。
なるとオレンジ
なるとオレンジは、淡路島の特産品でおすすめです。江戸時代から柑橘類の栽培が盛んな淡路島で、約300年前に発見されました。現在まで改良されず「原種」に近い珍しい淡路島だけで栽培されるオレンジです。
歴史は、洲本市南部の由良の武士が唐橙の種子をまいて育った実から美味しいものを選んで種をとり、育てたのが始まりです。当時は徳島藩の領地であったために「鳴門(なると)」の名称が付きました。
最盛期の昭和時代の前半に島内で約170haもの畑がありました。瀬戸内海の温暖な気候が栽培に適します。現在、生産者が減り「幻の柑橘」と呼ばれています。収穫時期は、4月から初夏までとなります。
味は、爽やかな酸味とほろ苦さがあります。果皮に強い香りがあります。果汁が多くコクがあり昔懐かしい味です。オレンジピールやマーマレードに加工されたり、ジュレやドレッシングに使用されます。
淡路手延素麺
淡路手延素麺は、淡路島の特産品でおすすめです。江戸時代から継承された昔ながらの「かけば」の手作業の製法で二昼夜かけて麺にあわせて作られたそうめんです。古式伝統の「手延べ」を守り続けています。
歴史は、1830年から1843年に淡路島の福良の渡七平さんが、伊勢参りの帰路で三輪地方の手延素麺作りに魅了されて、2年間三輪で修行して手延素麺製法を地元の福良に持ち帰ったことが始まりです。
漁師町に伝来して明治中期には漁師の冬の副業として発展しました。「いとでし」と呼ばれる職人に製造されています。味は、豊かな風味と強いコシが特徴です。素麺本来ののどごしがあります。
びわ
びわは、淡路島の特産品でおすすめです。全国有数の生産地である兵庫県の一大産地となります。北部の北淡地域と南部の灘地域で生産されています。山が風から木を防ぎ水はけのよい土壌の急斜面で栽培されます。
歴史は、明治30年頃に北淡町に大玉の美味しい「田中」という品種が導入されて栽培したことが始まりです。収穫時期は6月です。収穫時期が近づくとびわ狩りやびわのデザートなどが食べられます。
北淡のびわは、 泉砂礫と呼ばれる土壌で大きく甘いびわが育ちます。灘のびわは、海に面した南向きで排水性もよい土壌で糖度が高く甘いびわが育ちます。万病を治す食物として知られています。
いちじく
いちじくは、淡路島の特産品でおすすめです。淡路島は生産は盛んで島内70以上もの農家さんが無花果の栽培をしています。生産量は淡路島を含めて兵庫県が全国で4番目です。淡路市の出荷量は県内2位を誇ります。
歴史は、昭和55年に洲本市五色町に導入されたのが産地化の始まりとされます。収穫期間は、10月から11月中旬までです。淡路島の収穫期間は、他地域の通常期間より2週間ほど長いといわれています。
味は日照時間が長く甘くて美味しいです。料理はデザートによく使用されます。加工品はジャムなどに使用されます。旧約聖書に多数登場する歴史ある果物です。中国では不老長寿の果物とされています。
キャベツ
キャベツは、淡路島の特産品でおすすめです。兵庫県の生産量は全国10番目です。収穫時期は、10月から5月まで多品種を組み合わせて切れ目無く出荷できます。歴史は昭和14年頃に三原町での栽培が始まりです。
年平均気温が約16℃近くのために厳寒期も栽培が可能です。4月に収穫される「みはらの春」はオリジナル品種です。キャベツの残渣は牛の飼料として使用されます。畜産と複合経営が導入されています。
味は、新鮮で甘くシャキシャキとした食感が特徴的です。楕円の形で葉が固くて厚く引き締まっている寒玉系キャベツ(冬キャベツ)、葉が瑞々しくて柔らかく甘みがある春キャベツがあります。
いかなご
いかなごは、淡路島の特産品でおすすめです。兵庫県の水揚量は全国3位で淡路島の生産量は県内最大です。淡路島でのイカナゴ漁は、北部にある淡路市の岩屋魚港や育波漁港などで盛んに行なわれています。
大阪府と兵庫県の漁業者が協力して毎年解禁日と終漁日を設定しています。収穫時期は2月末から3月初めが最盛期です。春の訪れを告げる魚といわれています。イカナゴの釘煮は春の風物詩です。
生食はもちろん、最高級とされる「コナ」を使用している淡路産の釘煮は質・味共に絶品です。淡路島では稚魚を使った「イカナゴの釘煮」がお馴染みですが、成魚を使った「フルセの釘煮」も人気です。
イカナゴのくぎ煮は、神戸が発祥といわれています。漁師の家庭料理でしたが明石の漁業協同組合の女性たちが、元々漁師向けに濃い味付けだったくぎ煮を、一般家庭向けに改良したことがきっかけです。
伊勢海老
伊勢海老は、淡路島の特産品でおすすめです。恵まれた環境で育つために名産地の三重県産にも劣らない美味しさです。海底地形が複雑で潮流の速い明石海峡、鳴門海峡など全国屈指の好漁場で収穫されます。
伊勢海老漁は、海水温が下がる秋から冬にかけて旬を迎えます。大阪湾・播磨灘・紀伊水道とミネラル豊富な良質な漁場でです。産卵直後から寒い季節になるにつれてと栄養を蓄えて旨みが増します。
少し小ぶりなサイズですが、手ごろな価格で提供されます。小さいサイズでも味は劣りません。通な食べ方として刺身があります。伊勢海老が取れる地域だからこその食べ方で新鮮で絶品です。
カレンデュラ
カレンデュラは、淡路島の特産品でおすすめです。全国2位の生産量を誇るキンセンカの産地です。東海岸沿いのみで栽培が可能です。島の在来種カレンデュラの「むらじ」は絶滅寸前の品種となっています。
歴史は、昭和7年頃から淡路市の釜口地区や佐野地区での切り花栽培が始まり約80年間続きます。開花時期は、3月から6月までとなります。カレンデュラの栽培が可能な地域は全国で約3か所ほどです。
鮮やかなオレンジ色の大きな八重の花が特徴です。古代エジプト時代から「皮膚を守るオイル」として利用されてきたハーブです。ペルシアやギリシャでは薬味として料理に添えられてきました。
カレンデュラの使い方は食用と美容があります。ヨーロッパで食べられる花「エディブルフラワー」と呼ばれます。乾燥した花を油に浸して抽出するカレンデュラオイルは外傷や肌荒れに使用できます。
いちご
いちごは、淡路島の特産品でおすすめです。いちご狩りの農園が多数あります。さちのか・さがほのか・紅ほっぺなど全国の優秀品種を高い生産技術で甘く大粒に育てられます。多品種を栽培する農園が多いです。
いちごの生育は、17度から20度くらいが適温とされており、関西では最も南に位置する淡路島は瀬戸内気候で夏の暑さが海風でやわらぎ、冬の寒さも比較的穏やかで粘土質の土地が栽培に適しています。
収穫期間は、12月から翌年6月まで長い期間楽しめます。 イチゴの季節になると多数のカフェやレストランで特別コースやいちごスイーツなど季節限定メニューが提供されます。食べ比べも楽しめます。
「空飛ぶいちごハウス」としてソーシャルメディアで話題のスポットなどが人気となります。
アナゴ
アナゴは、淡路島の特産品でおすすめです。淡路島のほぼ全域で小型底びき網や延縄などで漁業されています。瀬戸内海の地域はミネラル豊富な海水と良質なエサにより上質な脂がのったアナゴが水揚げされます。
淡路島ではアナゴの中でも特に大きなものを「伝助穴子」と呼ばれています。脂の乗った太い身は食べごたえバツグンです。泥底に棲み、身が柔らかく、皮や骨も柔らかくて旨いとといわれて人気です。
生血に中毒物質が含まれて生で食すことはできません。穴子料理は、煮穴子、蒲焼き、焼き穴子、穴子の天ぷら、穴子丼、穴子の酢の物などがあります。葉形仔魚は「ハナタレ」と呼ぶ文化があります。
ジビエ
ジビエは、淡路島の特産品でおすすめです。昔からイノシシ肉のようなジビエを使用した料理が食べられています。御食国と呼ばれた古来から皇族が淡路島へ狩りに来ていた記録がありジビエ文化の深い地域です。
近年では、イノシシやシカが農作物を荒らす数多くの被害があり、捕獲したイノシシを食材として頂くジビエ料理が再度注目されています。農作物被害解決と地域活性化に繋がる可能性を秘めています。
旬の時期は、10月から12月までとなります。越冬のために多くの栄養を蓄えて肉の脂乗りが良いです。ヘルシーな赤身肉は、低カロリーと低脂肪で健康に良い多くの栄養素が豊富に含まれています。
動物性高タンパク質が豊富に含まれて女性やアスリートに人気の食材となっています。ジビエ料理として、イノシシ肉を使用した角煮、ロール白菜、カレーなどがあります。
まとめ
いかがでしたか。淡路島の特産品を25選に厳選してご紹介しました。他にも、淡路島には瀬戸内海気候、ミネラル豊富な海、肥沃の大地など自然の恵みを利用した多彩な特産品があります。
淡路島を訪れる際には是非一度、特産品にもご注目してみてください。カフェやレストランで旬の食材を利用したランチやスイーツなどお料理、自宅用や贈答用などお土産にもおすすめです。
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