四国は、豊かな自然と歴史的な名所、さらに独自の文化が融合する観光地です。美しい景観や、美味しいお料理などが認知されるようになり、近年人気の旅行先となっています。
淡路島は、四国と鳴門大橋で繋がっており、四国旅行の際にセットで訪れるのにも非常に相性がいい観光地です。四国を満喫した後に、淡路島のグルメや、美しい夕陽などを楽しみたいという方に向けて両方を楽しめるモデルプランをご紹介いたします。四国にはすべての県に空港がありますが、今回は愛媛県の松山空港から始まる旅行のモデルプランをご紹介します。四国に旅行の際は、ぜひご参考にしてみてください。
2泊3日 四国・淡路島
四国への旅行は、飛行機をお勧めします。羽田空港から松山空港へは、約1時間半のフライトでお越しいただけます。今回は、飛行機で松山空港に来る方を想定して、松山空港でレンタカーを借り、愛媛県・香川県・徳島県を経由して鳴門大橋を渡って淡路島へ来る、というモデルコースをご紹介しています。
1日目:飛行機で愛媛県松山市へ
9:30頃 羽田空港から松山空港へ飛行機で移動
1日目は飛行機で愛媛県へ来ます。JALとANAから便が出ており、本数も一日10本以上と比較的多いです。飛行機に搭乗するところから始まる旅行は、お出かけ気分が味わえるのでわくわくしますよね。
11:00頃 松山空港に到着
1時間半ほどの空の旅を経て、松山空港に到着します。松山空港には、トヨタレンタカーやニッポンレンタカー、オリックスレンタカーなどおなじみのレンタカーサービスの店舗がありますので、事前にご予約をしておくと便利です。なお、お帰りの際、淡路島から松山空港までは3時間半ほどかかります。長距離のドライブとなりますので、淡路島から近い神戸空港や徳島空港でレンタカーを返却できるよう、乗り捨て可能なレンタカーを借りることをお勧めします。
12:00頃 愛媛県のご当地グルメを楽しむ
無事レンタカーを調達できたら、お昼くらいの時間かと思います。愛媛県でいただくランチとしては、鯛料理がおすすめです。愛媛県は真鯛の生産量が日本一で、養殖真鯛の約50%は愛媛県で生産されています。そんな愛媛県でいただく鯛料理としては、お造りや鯛めしなどが人気です。特に鯛めしは、土鍋でお米と鯛を一緒に炊き上げる「松山鯛めし」と、新鮮な真鯛のお刺身をタレと卵とご飯の上に乗せていただく「宇和島鯛めし」の二種類があります。鯛料理の有名店としては以下のお店が挙げられます。
- 海の幸鯛や:店内のいけすで泳いでいた魚を捌く、活づくりのお刺身が看板メニューの名店です。
- 鯛めし専門店 鯛や:松山鯛めしの名店です。完全予約制なので、事前予約が必要です。
- 宇和島鯛めし丸水 道後店:松山市にある宇和島鯛めしの名店です。
14:00頃 松山城公園を散策
松山城は、愛媛県のシンボルとして四国旅行に来た観光客から人気を集めるスポットです。1602年(慶長7年)、加藤嘉明によって25年の歳月をかけて築城された松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつです。平成18年には「日本100名城」に認定され、日本の12の天守閣の中でもっとも美しいとも言われています。城内には、貴重な展示物や歴史的な遺産が数多くあり、戦国~江戸時代の文化に触れられる観光スポットです。松山城は、標高132mの勝山という山の上にそびえたっており、天守閣へはリフトやロープウェイで行くことができます。リフトやロープウェイは、「松山城ロープウェイ東雲口駅舎」から乗ることができます。
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16:00頃 道後ぎやまんガラス美術館に入館
道後ぎやまんガラス美術館は、道後温泉本館から歩いて約3分の距離にある美術館で、美しい庭園に囲まれているのが特徴的です。モダンで赤と黒を基調とした建物内には、江戸時代から大正時代に作られた希少な和ガラス作品など、ユニークで職人の工夫が感じられる作品が約300点も展示されています。庭園には、白鷺のオブジェやワインボトルの滝など、ガラスと水を使った美しいアートが点在し、夜には幻想的なライトアップが楽しめます。こちらの美術館は、「ぎやまん」や「びいどろ」といった、和ガラス作品の色彩を存分に楽しむことができる観光スポットですので、四国旅行の際はぜひ訪れてみてください。
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18:00頃 道後温泉本館で入浴
愛媛県に旅行に来たら、道後温泉に行ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。道後温泉本館は、が、日本最古といわれている温泉です。夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場したり、スタジオジブリの名作「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルになった場所の一つとしても知られており、様々な作品に影響を与えています。道後温泉本館は宿泊ができませんので、宿泊のできる別館 飛鳥乃湯泉や、周囲の宿泊施設を予約しておくと、思う存分歴史ある温泉を楽しむことができるでしょう。
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2日目:香川県・徳島県を経由して淡路島へ
9:00頃 松山市を出発して香川へ向かう
松山市を出発したら香川県に向かいます。高速道路に乗り、松山自動車道を東に進みます。川之江JCTで高松自動車道に乗り換えると、松山市から香川方面に行くことができます。香川県のうどんが有名な丸亀市や坂出市までは高速道路を利用することで1時間40分ほど、県庁所在地である高松市までは、高速道路で2時間ほどで到着します。
11:30頃 香川県で讃岐うどんをいただく
香川県のグルメといったら、なんといってもうどんですよね。讃岐うどんの本場香川県のうどんは、茹でたてを提供するお店が多いため、弾き返してくるような絶妙なもちもち感と、滑らかな食感を楽しむことができます。今回は、中でも特におすすめの穴場店をご紹介します。坂出ICで高速道路を降りると、すぐに「日の出製麺所」という製麵所があります。有名店にもうどんの麺を卸している製麺所で、11:30~12:30までの1時間限定で食事ができます。ツルツルで弾力のある麺を1玉120円から頂くことができ、「幻のうどん」とも言われています。テーブルに置いてあるネギなどの薬味とダシはセルフサービスとなってるのも楽しいポイントです。釜玉うどんも1玉190円と、製麺所ならではの破格のお値段で本場のうどんを楽しむことができますので、気になった方はぜひ訪れてみてください。
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13:00頃 徳島県の大鳴門遊歩道 渦の道で渦潮を眺める
日の出製麺所のある香川県坂出市から、鳴門大橋のある徳島県の鳴門市までは、車で約1時間ほどで到着します。鳴門大橋は、四国と淡路島をつなぐ、鳴門海峡に架かる橋です。「大鳴門遊歩道 渦の道」は、鳴門大橋の車道の下に作られた海上遊歩道です。鳴門海峡の雄大な景色を眺めながら海上散歩を満喫でき、徳島県の人気観光スポットとなっています。途中に設置されたガラス床からは、海上45メートルの高さを体感することができ、スリリングな体験を楽しむことができます。450メートルの遊歩道には、途中に4つの休憩所が配置されています。これらの休憩所で一息つきながら、絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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14:30頃 伊弉諾神宮を参拝
淡路島にある日本最古の神社が「伊弉諾神宮」です。鳴門市から伊弉諾神宮までは、車で約40分程度で到着します。伊弉諾神宮は、国生みの御神功を果たされた伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)の二柱をお祀りする神社で、日本最古の歴史書「古事記」や「日本書紀」に記述のある中では全国で最も古い神社とされています。境内には、兵庫県の天然記念物にも指定されてる「夫婦の大楠(めおとのおおくす)」があり、夫婦円満、安産子宝、両縁結びなどの御利益があると言われています。荘厳な雰囲気で、いつも空気が澄んでいる伊弉諾神宮は、淡路島の中でも観光客人気の高いスポットです。ぜひ参拝して、パワーをいただいてみてはいかがでしょうか。
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16:00頃 淡路島西海岸のカフェで一休み
伊弉諾神宮から車で30分ほど北上すると、淡路島西海岸エリアに行くことができます。海辺のリゾートカフェや、美しい夕日が楽しめるレストランなど、近年多くの飲食店が続々と出店しています。淡路島西海岸エリアには、美しい海や夕日の絶景を最も楽しめる兵庫県道31号線、通称淡路サンセットラインを通って行くことをお勧めします。そんな淡路島西海岸エリアですが、今回は落ち着いて夕日とスイーツを楽しめる2つのお店をお勧めします。
- 青海波 海の舎(せいかいは うみのや)
「青海波 海の舎」は、淡路島西海岸エリアにある人気洋食店ですが、14:00~17:00はカフェタイムとなっており、こだわりのケーキやサイフォン式コーヒーを楽しむことができます。また、カフェタイムからディナータイムにかけて、日本の夕日百選にも選ばれた、淡路島の夕陽がよく見えることでも人気です。旬の果物がふんだんに使用されたズコットケーキやレトロプリンなど、絶品スイーツを絶景とともにぜひお楽しみください。 - miele the DINER 2F
「miele the DINER」は、淡路島西海岸エリアに2023年3月にオープンしたばかりのお店です。建物は2階建てで、1階はシーフードダイナー、2階はカフェを楽しむことができます。特に2階のカフェは、開放的でゆったりとしている空間で、淡路島産の果物を使用したタルトやベーグル、レモネードなどの人気商品があります。淡路島の絶景とともに、くつろぎのひとときをお楽しみください。
18:30頃 淡路島の魅力が詰まった宿泊施設を満喫
淡路島西海岸の海の絶景を楽しんだら、次は夕食と宿泊を楽しめる2つの宿泊施設をご紹介します。淡路島は美食の宝庫としても知られており「御食国(みけつくに)」とも称されています。中でもこの2施設で楽しむディナーは、淡路島産食材の魅力を引き出したお料理として定評があります。また、淡路島は朝日や星空などの自然環境も魅力的で、以下の2つの施設ではその魅力も存分に堪能できます。
- グランシャリオ北斗七星135°
「グランシャリオ北斗七星135°」は、淡路島北部に位置するグランピング施設です。こちらの宿では、淡路島のこだわり抜いた食材を使用した鍋料理、しゃぶしゃぶ、バーベキュー、すき焼きなどが提供され、2022年には楽天トラベルの「PLATINUM HOTELS 最高級宿」に認定されるなど、高い評価を受けています。各部屋には夜空を楽しむための天窓があり、ハローキティ、ゴジラ、ドラゴンクエスト、クレヨンしんちゃんなどの人気キャラクターのテーマルームも用意されています。 - オーベルジュ フレンチの森
「オーベルジュ フレンチの森」は、淡路島の食材を活かした新しいフランス料理を提供しているレストランと、ご宿泊いただけるお部屋が一体となったオーベルジュです。ディナーでは、3つの異なるコンセプトのフランス料理からお好きなコース料理をお選びいただけて、宿泊はフランスの邸宅を思わせる静かな雰囲気のお部屋で過ごすことができます。朝食は、淡路島の大自然に囲まれたのどかな風景を前に、テラス席でゆったりとお過ごしいただけます。ここでしか体験できない非日常空間を是非ご堪能ください。
3日目:淡路島を観光して大阪へ
10:00頃 あわじ花さじきへ
兵庫県立公園あわじ花さじきは、淡路島の人気観光スポットと言われているお花畑で、季節ごとに美しい花々を楽しむことができます。広大な敷地には「癒しの花園」「共生の花園」「ふれあいの花園」などのエリアが広がり、甲子園球場のなんと4倍以上の広さを誇ります。展望デッキからは、お花畑と海の壮大な景色が一望でき、素晴らしい写真を撮ることもでき、インスタ映えするスポットとして大変人気です。ぜひ、あわじ花さじきを訪れて、美しい花々に癒されてみてはいかがでしょうか。
12:00頃 花さじき近隣のレストランでご当地グルメを満喫
最終日のランチは、淡路島が誇るブランド食材やこの地の新鮮な食材を楽しむランチにしてみてはいかがでしょうか。淡路島は豊かな土壌に恵まれており、美味しい野菜を育てるのに最適な場所です。また、「淡路牛・淡路ビーフ」というブランド牛の産地でもあり、特に淡路ビーフは「幻のビーフ」とも言われています。以下の2つのレストランは、宿泊施設やあわじ花さじきから近く、そんな淡路島産の食材を堪能できるおすすめのランチスポットです。
- 農家レストラン 陽・燦燦(はる・さんさん)
「農家レストラン 陽・燦燦」は、自社農園で栽培した新鮮なお野菜や、淡路島の生産者が収穫した採れたてのお野菜を美味しく頂くことのできるレストランです。ランチでは「陽・燦燦セット」が人気で、淡路島とれたてサラダや、野菜たっぷりスープが楽しめるほか、自家製パンはなんと食べ放題です。また、メインディッシュが「淡路島生パスタ」「淡路島のお肉料理」「淡路ベジタブルディッシュ」の中から選べるようになっています。定期的に収穫体験などのワークショップも開催されていますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。 - 海神人の食卓 桟敷(あまんのしょくたく さじき)
「海神人の食卓」の2階にある桟敷は、淡路牛や淡路ビーフといった、淡路島のブランド牛の鉄板焼きやすき焼きをいただくことのできるレストランです。店内は高級感あふれる雰囲気で、目の前でシェフが豪快に調理する臨場感が楽しめます。ランチ限定セットでは、「淡路牛ステーキ御膳」や、「淡路牛すき鍋膳」が好評です。
14:00頃 ショップでお土産選び
淡路島旅行の最後に、ここでしか手に入らない素敵なお土産を手に入れて、最高の旅の締めくくりを。
淡路島の名産品を使った美味しい食品やお菓子は、贈り物や自分へのご褒美にぴったりです。淡路島には、新鮮なお野菜や地元の名産品を取り扱うマルシェがいくつかあり、特に以下の2つのお店は品揃えも豊富で、現在イチ押しのスポットです。
- のじまスコーラ「のじまマルシェ」
淡路島西海岸エリア「のじまスコーラ」の1Fに位置するこちらのマルシェでは、約250種類の商品を取り揃えており、ファーマーズマルシェ、地元特産品、スイーツなどが購入できます。また、手作りジェラートは、季節に合わせたフレーバーが用意されており、幅広い世代に愛されています。淡路島旅行のお土産や思い出の品は、ぜひこちらのお店で手に入れてみてください。 - クラフトサーカス「クラフトマルシェ」
こちらのマルシェは、淡路島西海岸エリアの「クラフトサーカス」内にあります。産地から直送される朝採れ野菜や、瀬戸内の醤油をはじめとするこだわりぬかれた調味料など、淡路島ならではのお土産品が販売されています。ジェラートも提供されており、淡路島産のはちみつや藻塩など、名産品を使用したオリジナルジェラートが楽しめます。ここでしか味わえないジェラートをぜひお試しください。
15:00頃 空港へ出発
旅行も終盤にさしかかり、そろそろ帰宅のお時間です。淡路島での体験が、素敵な思い出の1ページになると大変うれしいです。神戸空港から飛行機に乗る場合は、到着が16時頃、徳島空港から飛行機に乗る場合は、到着が16時半頃となります。なお、乗り捨て可能なレンタカーを借りられなかった場合は、松山空港への到着が18:30頃となります。長距離のドライブとなりますので、お気をつけてお帰りください。
18:00頃 飛行機で自宅へ
飛行機で自宅に出発します。出発時間までは、空港でお土産やカフェやレストランを楽しめます。
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